パナソニックセンター大阪×お母さん大学
「あるままOYAKOフェス」
JR大阪駅直結のパナソニックセンター大阪(グランフロント大阪南館)にある「あるままOYAKO」は子育てを応援したい、お母さんの居場所に、と2021年4月にオープン。“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげているお母さん大学は「えほん箱プロジェクト」の一環として場づくりを応援、コロナ禍の休館中をのぞき、毎月「折々おしゃべり会」を開催し、たくさんのお母さんと出会ってきました。
ここに来れば自分を取り戻し、心の充足を得て、笑顔になれる、お母さんに寄り添う場として口コミで広がってきた「あるままOYAKO」。1月末の閉館が決まり、日に日に惜しむ声に応え、最後は親子で楽しみたい!お母さんたちを笑顔に!とお母さん大学プロデュースで閉館直前の1/22に「あるままOYAKOフェス」を開催しました。
オミクロン株による感染が急拡大していく中、最後まで中止が危ぶまれましたが主催者側全員がPCR検査陰性を確認、館内の消毒作業を行うなど、感染症予防対策を徹底し、開催することができました。イベントに参加してくれた方、応援してくれた方、準備から当日まで関わってくれたすべての皆様に、心より感謝申し上げます。
絵本deおはなし会/MBSアナウンサーの関岡香さん
パナソニックセンター大阪から歩いていける茶屋町にあるMBS毎日放送から絵本が大好きなアナウンサー関岡香さんが来てくれました。2人の娘さんの母である関岡さん。子育てが大変だった時期に絵本に助けられたお話を交え、「あるままOYAKOえほん箱」の中から、また関岡さん一押しの絵本を読んでいただきました。さすが声のプロ!心地良く響く関岡さんの声に子どもたちはどんどん前のめりに。「絵本って楽しいんですね」と急遽参加する大人たちもいて、とても楽しい時間になりました。
関岡さんが読むのに合わせ、お母さん大学生の谷睦美記者が反対側で同じ絵本を持ちページをめくったり、大型絵本を支えたり。PDF画面をモニターに映すときには宇賀がパソコン操作と、3人でアイコンタクトをしながら緊張と楽しい時間を体験、途中のアタフタも楽しんでいただけたかも。またこのチームでぜひおはなし会を開きたいと思いました。
トークショー「家族で世界一周旅行」/戸田愛(とことこあーす)
2019年、家族5人(夫婦・小3女・小1男・1歳女)で世界一周へ。帰国後、オリジナル旅をアレンジする会社「とことこあーす」を設立。旅を通じて感じた、子育てや学びを伝えている戸田さんは、「お母さん業界新聞」で2021年に旅行記を連載。夫と子どもたちが最後列からそっと見守る中、子連れ海外旅行のヒントや夢を叶える方法を話しました。「こんな旅のお手伝いができれば」と参加してくれた人もいて輪が広がっていきました。
トークショー「お母さんの夢・表紙の親子359組」/宇賀佐智子(お母さん業界新聞大阪版編集長)
2018年から4年間、お母さん業界新聞の大阪版を制作、表紙を飾ったのは359組の母子でした。たくさんの写真を紹介しながら、撮影の裏話やお母さんたちの本音とふれあったエピソードを話しました。「撮影はOKだけど名前を出すのは…」と言うお母さんたちのせつない思いに共感しながらも、ポリシーとしての「実名発信」を譲れなかったことなど、改めてお母さん業界新聞のあり方を考え、参加者の方に投げかけました。
トークショー「お母さんの笑顔は究極のSDGs」/三浦美賀子(パナソニックセンター大阪)×藤本裕子(お母さん大学)×宇賀佐智子(お母さん業界新聞大阪)
2021年12月号特集で鼎談した3人がリアルで登場、紙面に出せなかった話など、楽しくおしゃべり。「あるままOYAKO」はなくなるけど、まだ終わらない!と笑顔で未来を考えるしぶとい3人。「折々おしゃべり会ではじめてあるままOYAKOを知ったけど、居心地よくて見知らぬお母さんたちとも話せてこんないい空間はない!ほんまになくなるの惜しい」と話してくれた男性も。
【本件参考記事】
「お母さん業界新聞2021年12月号」特集「パナソニックセンター大阪・あるままOYAKOでお母さんを笑顔にするということ」
ワークショップ「絵本カバーdeポチ袋づくり」
1階で開催した2つのワークショップを任されたのは、お母さん大学生の戸﨑朋子記者と木綿萌記者。
開館前に実際につくりながら、どう伝えたらわかりやすいんだろうと試行錯誤。「マイペンづくりは30滴が適量」「あっという間に吸い込むから気をつける」「子どもは筆ペンだと押す加減がわからず、先が割れちゃうから、普通のペンの方がいい」放っておくといつまでも研究し続ける空気…「次の準備!」と急かされるまで熱中していました。
「あるままOYAKOえほん箱」はコロナ禍を鑑み、表紙カバーを外してフィルムコーティングをしたので、余った表紙カバーがもったいない!親子で楽しむワークショップができないかと企画したのは株式会社呉竹のポチ袋が作れるテンプレートをつかって、大きさ4通りのポチ袋をつくるというもの。どのカバーにするのか、どの部分を切り取るのかと、皆さん真剣。人数制限のなか待っていただく時間もありましたが、小さな子どもからお母さん、お父さん、おばあちゃんまでSDGsを体験!予想以上に楽しかった、家でもやってみると、大好評でした。
絵本カバーdeポチ袋づくり~「好き」を切り取ろう!/木綿萌
ワークショップ「あるままOYAKO新聞づくり」「マイペンづくり」
子育ての“今”を書き残そう。この日限定の簡単マイ新聞をつくりました。子育てを楽しむヒントがいっぱいの体験ワークショップ、お母さん業界新聞と子ども業界新聞を用意、文字や絵を描いたり、折り紙を貼ったりと楽しみました。「世界一周旅行をしたい」「いくつになってもキレイでいたい」「創造する仕事がしたい」と夢を描いたお母さんたち。また子どもたちの夢は「じてんしゃでとうくにいきたい」「だんさあ、くつやさん、おようふくやさんになりたい」「ミステリー&ファンタジーのさく者になりたい」など、すごい!短い時間に新聞づくりを体験した皆さん、マイ新聞を大切に持ち帰りました。
先着30名は株式会社呉竹のからっぽペンキットをつかって、好きなカラーを調合しマイペンづくりに挑戦。どんな色にしようか真剣に考えペン芯がインクを吸う瞬間にドキドキ!マイペンづくりにはまる人続出でした。
あるままOYAKOフェス お手伝い編①/戸﨑朋子
あるままOYAKOフェス 子ども編/戸﨑朋子
みそまるワークショップ
味噌を学び、みそまるをつくろう!小学生親子のための楽しく美味しいワークショップを開催しました。味噌伝道師MISODOさんによる、楽しい味噌活のすすめ。味噌の種類や効能、選び方や食べ方など、知っているようで知らない味噌の話を聞いたあとはお持ち帰り用のヘルシー&時短味噌汁「みそまる」をつくりました。本来は素手で味噌をさわってもらうのですが、今回は子どもたちもビニール手袋で。「帰宅してすぐ食べた!美味しかった!」「おうちでもつくってみます」とうれしい声が届いています。おうちでもコロコロしてくださいね。
あるままOYAKOフェス みそまるワークショップ報告/積山礼子
あるままOYSKOフェス お手伝い編②/戸﨑朋子
みそまるバイキング
イベント告知のあと、「え?あのみそまるがくるの?」「子どもが小さいのでワークショップには参加できないけど、バイキングなら行きたい!」と喜びの声がたくさん届きました。5種類のみそまるをご用意、「う~ん!どれも美味しそう!」と悩まれる方が多かったのもうれしいことでした。美味しく飲むコツは熱湯で溶かすこと。こうしたイベントでは皆さんが火傷をしないように一番気をつけています。大阪のお母さん大学生積山礼子記者を含む、自称3ばばトリオがあたたかくおもてなししながらのバイキング、たくさんの方に喜んでいただけました。
OYAKOの笑顔359」写真パネル展
1階エスカレーター横にはお母さん業界新聞大阪版(2018~2021年)の表紙を飾ったOYAKO359組の写真をパネルにして展示。「お母さんの笑顔がこんなにたくさん!」と驚いたり、ほっこりしたり。真ん中のモニターには「あるままOYAKO」紹介と大阪版表紙を一挙紹介のビデオが流れました。閉館(1/31)まで展示していますので、これからでもぜひ見に行ってください。
他にも楽しいプログラムが開催され、館内には終始あたたかい空気が流れていました。コロナ禍で緊張している日々、感染対策をしながらも出会うことの大切さを実感しました。マスクなしで会える日を願うばかりです。
親子腸活セミナー
工作ワークショップ
<協賛>
株式会社呉竹
株式会社小倉屋山本
株式会社ユノス
築野食品工業株式会社
残念ながら「あるままOYAKO」はなくなりますが、この場をつくった思い、お母さんたちが社会に期待する思い、そしてお母さんたちが笑顔で子育てしたいという思いは永遠に続きます。これからも大阪・関西でたくさんの思いを引き継ぎながらたくさんのお母さんたちと出会い、笑顔をつないでいきたいと思います。
大阪版編集長 宇賀佐智子
イベントお疲れ様でした!
大盛況だった様子、
だからこそ、この場が閉館してしまうことが本当に惜しく思います。
またどこかでこういった場所が生まれますように!
ありがとうございます!
天野さんが読んでくれたあと、書き足したので
よかったらまたどうぞ。
今日は朝から閉館を惜しむ親子がたくさん来られてて( ;∀;)
本当に残念です。
あちこちで生まれてほしいですね。
本当に残念です。
この場で、出会った皆さんのつながりは永遠です。
そして、この場をつくった三浦さんの思いも、永遠です。