海がテーマの絵本を借りに行き、同じ作家さんの別の本も海の絵本だなと借りてみました。
「イルカの星」
「海を よごすって ことは、じぶんの こころを よごすってこと なんだ。
・・・(中略)・・・
そして、せかいの 海は つながっていて、どこかが よごされれば
海ぜんたいに おせんが ひろがる。」
なんて一文を見たら、原子力発電所の処理水を海洋放出しようとしている政治家に、この絵本を見てほしい、と思いました。
この絵本は自然環境のことを伝えているだけでなくて、自由に生きるとは、幸せに生きるとはどういうことかも訴えています。
心に残ったのは、この一文。
「海では、いままで にぶっていた すべての かんかくが よみがえる。
そして、その中で いちばんたいせつなのが、じぶんが 生きている っていう かんかく なんだ。」
人間ってなんか海に対する憧憬というか、親近感みたいなものがあるんだな。
お母さんのお腹の中と似てると言われるからかな。
こちらも絵がきれいな1冊。
夏の大人の課題図書にしてみてはいかがでしょうか。
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