おばーの愛
「くにこ、これ見てみー」 実家に帰ると母が何やら紙を広げた。 そこには、見覚えのある娘の絵があった。 25年前に彼女が描いたものを母は大切にとっておいてくれた。 カレンダーの裏に描かれた一枚の作品に 孫を思う気持ちの深さ...
「くにこ、これ見てみー」 実家に帰ると母が何やら紙を広げた。 そこには、見覚えのある娘の絵があった。 25年前に彼女が描いたものを母は大切にとっておいてくれた。 カレンダーの裏に描かれた一枚の作品に 孫を思う気持ちの深さ...
幸一、帰ってきました。 症状が酷くならず良かったです。 大好きなお笑い番組を見て過ごしています。 平和だなぁ。 しあわせだなぁ。
息子が入院した。 誤嚥性肺炎と診断され、救急搬送されたのが3日前だ。 肺炎での入院は4年ぶり、7度目になる。 前回までは私が病院に泊まり混み付き添った。 だが、今回、それは許されなかった。 そう、コロナ禍だから。 どうし...
絵本番長の勧めを受けて、20年ぶりに息子に絵本を読んだ。 朝食後のひと時。 最初は本を見ようとはしなかったが「おおはくちょうのそら」を読み出すとじっとページを見つめている。 次の「ワンダーガーデン」も視線を外さず集中して...
息子は生まれつきの障害があり、生活の全般を誰かの助けが無ければ生きていけない。 食事ももちろんそうだ。 噛むこともできないのでメニューをブレンダーにかけ細かく砕いたものをスプーンで口まで運んでもらい それをゴクリと飲み込...
エンシュアリキッド、ご存知だろうか。 口からの食事だけでは十分な栄養を摂取出来ない時に処方される高カロリーの飲みもの。 この夏の暑さにやられたのか息子の食事量が6月から右下がりになり、31kgあった体重が29.7kgまで...
みなさんは紅花(べにばな)と聞いて何を思い浮かべますか。 私は細長い花びらが密集した黄色い花と「紅花油」でした。 紅花の知識がゼロに近い私に、その栽培や染色のドキュメント映画の試写会の話が舞い込み出かけることにしました。...
息子と乗った久しぶりの地下鉄。 幸一は車も電車も大好きだが、コロナ禍の影響でここ3年間ほとんど電車に乗っていなかった。 駅に着くとキラキラとした瞳で真っ直ぐに前を見ていて、ホームに降りると全身に力を入れ「あー!」と声を上...
皮膚科で立派に2時間待ちをした息子の記事。 コメントをいただき、返信しようと触っているうちに消してしまいました。 復元できないので再度投稿しますので、お付き合いくださいね。 ↓ ↓ ↓ 2時間待ちました。 皮膚科の診察。...
映画「さかなのこ」を観てきた。 魚愛が止まないさかなクンの自伝的エッセイを映画化したもので、主役は女優ののんさん。俳優さんではないので、どんなふうに脚色されるのか、どんなさかなクンに出会えるのか9月1日の公開を7月くらい...
試写会で一足早く視聴しました! 話題の映画『オートクチュール』。 舞台は、ファッション業界の世界最高峰ディオールのアトリエです。 「仕事がわたしの人生よ。他にはなにもない」家族をも遠ざけ、 仕事一筋で生き続けてきた引退間...
東京で暮らす30歳の長女、28歳の長男と食事をした。 一般企業に勤める長女と洋服屋で仕事をする長男とは休みが合わず、3人揃ってご飯を食べるのは4年ぶりだ。 「お母さん、食べたい物頼んでー」と長女 「お刺身に、菜の花のおひ...
6時33分新大阪発の新幹線に飛び乗り東へ向かっている。 東京で暮らす30歳の長女と28歳の長男に会うための小旅行。 2人とも独身。長女は一般企業に勤めていてカレンダー通りの休みがあり年末年始、お盆も帰省していた。一方長男...
息子がデイサービスで書初めをした。 「いっぱい食べる」 その文字を見たときに感慨深く感じた。 身長155センチ、体重31.5キロ 超超スリムな彼。 皮下脂肪はほとんどなく、あばら骨が数えられるくらいに骨ばっている。 幸一...
片付けものをしていたら、18年前のプリントが出てきた。26歳の長男が小学生の時の理科テスト。問四の解答にを見て思わず吹き出してしまった。 当時の息子の姿が甦えり、可愛かったなぁと温かな気持ちになった。「うんともすんとも動...
「艶やかな音色を奏でること」 大好きなトランペットを吹くことが私の楽しみであり生活のはり、そして思うように遠足するのが私の夢。 お母さん大学生の夢を見聞きすると、子育てに関することが多く私のように自分自身のことはあまりな...
寝返りをうつことも出来ない息子は重症心身障害者と言われる枠組みに入る。そんな彼も26歳になり、いつまでも親の介助での生活ではなく一人暮らしに向けてヘルパーさんに泊まり込みで生活を支援してもらっている。 現在10名のヘルパ...
ベランダのぽっぽちゃん、最終回になりました。 そう、ぽっぽちゃんは巣立ちました。 残念ながら、お母さんたちと同じ空にではなく 虹の橋を渡っていきました。 エサを運んでるははずの親鳥の気配が徐々に感じられなくなり、丸一日静...
でかっ! こころの中で小さく叫びました。 先週、孵化したのを確認してからまだ5日しか経っていないのに、ひなは3倍くらいに成長していました。 残念ながら、もう一つの卵はなく自然淘汰されたのではないかと想像しています。
やったーーー! 無事、かえりました。