インドでは、仕事にいく夫のために妻がお弁当をつくります。
そして、そのお弁当を、夫の会社に届ける「ダッパーワーラー」という人がいます。
これを知ったのは、この映画。
まずは、予告編をご覧ください。ちょっとワクワクしますよ。
エラー率わずか0.00000625%、
驚異のインド式昼食配達システム
映画は、もちろんおもしろかったけれど、
驚くのは、このダッパーワーラーという人たち。
ここでは、コンピューター化された物流システムはなく、
伝票も、POS端末も、携帯電話も使わずに、
毎日20万食のお弁当が
このダッパーワーラーさんたちの手で、届けられるという。
奇跡のディリバリーシステム。
そこから、この映画が誕生しました。
インドで、このようなディリバリーが広がった理由とは…?
インドの人たちが、ファーストフードという文化がなく、
3食きちんと調理した温かい物を食べる、という食文化があり、
また文化・宗教が入り交じっているため
タブーとなる食べ物が人それぞれに違うのも理由だ。
また、都会で働く人たちの多くは、郊外で住んでいて、
通勤時間が長いので、朝早くからお弁当を持参するのは難しい。
インドのお弁当箱も、ちょっとおもしろい。
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日本でも、保温ジャー型弁当箱はあるけど、
使っている人、あまり見たことないなぁ。重いし、かさばるし・・・
ステンレス? アルミ? インドでは、保温性ががポイント。
でも、こんなお弁当が妻からの届くなら、
お父さんたちは、がんばって仕事をするかも。
が、このしくみは、日本では実現しなそう。
新婚さんならあるかも・・・いや、もうそんな時代ではないか。
夫が妻につくるお弁当・・・なら話題になるかも(笑)
とにかく、インドはスゴイ!
今、味噌をインドに広げたいという仲間たちとつながり、
小さなアクションが始まった。
このお弁当箱にみそまるを入れて、
味噌汁を飲んでもらったらどうかな?
ぜひ、この連休におすすめの映画です。
この映画、私も好きで何度か観てしまっています。
観ると言うより魅入ってしまって、インドのお弁当文化に魅了されました。
やっぱりお弁当は、心も満たされるんだとフフッとしたり。
ちょうど昨日、久々に夫にお弁当を作りました。
作るのは手間がかかる日もあるけど、送り出す気持ちも何だか豊かになります。