お母さんはすごい
スーパーマンもかなわない。
ドラえもんには、ちょっと負けるかな。
子育ての現場で活躍しているお母さん。
それなのに、社会の評価は決して高いとは言えない。
でも、お母さんて、本当はすごいのだ。
家族の中心として、子どもの教育から、
パートナーの操縦まで、マネージメント力は超一流。
忙しい中、環境のためにゴミを分別し、
フリーマーケットではリサイクル活動。
毎日のチラシに目を通し、
スーパーの特売チェックはまさに経済学の視点だ。
さらに、戸締りから火の元の確認まで、
すべてにおいて責任者であり、防災学も習得。
また、子どものPTA活動もお母さんが支えている。
子育てには、情報収集とネットワークが必要と、
日ごろからアンテナを張って生活している。
体力だってすごい。
細くて華奢なお母さんでも、
10キロを超えた子どもを、片手で軽々と抱っこしている。
実は、おなかと腰で支えているのだ。
上腕筋の発達だって、ハンマー投げの選手並み。
ママチャリで、前と後ろに子どもを乗せて、
さっそうと風邪を切って走る。
お弁当には、栄養のバランスを考え、
プチトマトで赤、ブロッコリーで緑と、
色彩学を生かしたみごとなカラフル弁当。
「手を洗って、うがいして」と、
予防医学の知識で子どもを病気から守る。
一日の終わりの本の読み聞かせでは、
表現力と演技力の見せどころ。
「お母さん業って、すごいぞ!」
(お母さんの再出発~自分探し応援BOOKより/藤本裕子著)
この本は、1999年に初版発行した私の本。
この前、古本屋で見つけて、思わず100円で買った(笑)。
こんな時代から、お母さんはスゴイ、スゴイ!と
ワンパターンな私。
笑ってください。
それにしても、時代を感じるのは、
「毎日、チラシに目を通し」のところ。
最近、チラシ見るお母さん、いないなぁ。
スマホの時代ですからね。
最近私もこの本を書棚から引っ張り出して
お母さん大学の過去を知りたいというお母さんたちに読んでもらおう
横須賀版折々おしゃべり会に持って行ってみようと思っていたところです。
そこで本を開いてびっくり! 19年前の本だったんですね。
19年って、結構すぐにたってしまうことにもびっくりしたけれど。
藤本さんが言っていることは同じで、そこもスゴイ。
お母さん大学は出てこないのだけれど、みんなからどんな感想が聞けるのか楽しみ。
私もお母さん大学創立の歴史を知りたいので、いつかこの本読んでみたいです。今度古本屋に行って探してみます。
私は今でも毎朝チラシに目を通しますよ〜
そして見終わった新聞やチラシはいつも息子のおもちゃになっています^_^