今日は、横浜市鶴見区にある鶴見川花火大会。
7時からスタートするというので、あわてて家を出た。
鶴見川は、すでに見物客でいっぱい。
車を止めるところもないなと諦めていたら、
最高の空地を発見。
まるで、私たちのために用意されていたような…。
レジャーシートを敷いて、寝っ転がって、花火を見た。
目の前に愛する孫と、心ひとつに夜空の花火を見る。
花火を見ながら、33年前に53歳で亡くなった母を思い出した。
病気で治療中だった母。
亡くなる1年前の夏、母は私宛てに遺書を書いていた。
「八月七日、花火大会です。敦子(孫)に見せたいなぁと思っていた時に、
ちょうどデンワで敦子の声を聞き、うれしくて涙出ました。
私も五十二歳。身体が悪いので、何時死ぬかわからないので、一筆手紙を書いて居ます________ 」
こんな書き出しの手紙だった。
夏の花火を見る度に、あの日の母と心が重なる私がいる。
今日の花火は、愛する孫と一緒に、特別席で観覧。
母が私にプレゼントしてくれたかのようなシーンだった。
お母さん、ありがとう!
私も、母のように、いつか花火を見ながら、娘たちに手紙を書こう。
まだ、少し早いかな。
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