お母さんを笑顔にする新聞を30年もつくっています。
いや、気づいたら30年だったというのが正直な答え。
最初から、お母さんを笑顔にする新聞をつくりたかったわけではなく、
ただ、自分が笑顔になりたかった。
当時、子育てをしている自分が、社会と遠いところにいるような気がした。
けど、30年経って、そして、新聞をつくって、わかったことは
子育てこそが、社会の中で一番大事だということ。
お母さんは、未来のつくる人(人材)を育てる、スゴイ人だということ。
最近、ますます、子どもを育てない社会になっている。
子どもを育てることをしない社会に、未来は来るのだろうか。
30年前は、情報がなかった時代。だから、子育ての情報紙をつくった。
でも、今は、情報は山ほどある。
むしろ、溢れる情報に翻弄されているお母さんたちが多い。
もう、余計な情報はいらない。
必要なものは、ただ、ただ、母であることを感じることだけ。
今、私たちがつくっているお母さん業界新聞は、情報紙ではない。
あえて言うなら、共感情報紙。
わが子へのレポートとも言う。
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来週、横浜で開催するお母さん業界新聞の折々おしゃべり会は、市電保存館で開催します。
新聞を折り折りしながら、お母さんを感じませんか? 入館料のみかかります。
私が、生まれて数日の娘を抱いて、
不安でいっぱいになりながら
あちこちネット検索していたその画面の中に、
藤本さんのような言葉を書く人は1人もいませんでした。
「もう余計な情報をお母さんに渡さない」
7ヶ月だった娘と初めて聞いたその言葉に、私は今でも感動しています。
私も吉村さんと同じでした。
だから、お母さん大学・お母さん業界新聞を知った時に、
ものすごい衝撃と感動をおぼえました。
なので、入学しました。
子育てをテクニック論でどうにかしようとする最近の世の中。
なんか違う。
専業主婦vsワーママとか、そういう上っ面の話でもない。
お母さんは、お母さん。