仕事復帰後１週間の気持ち

２年半の育休から復職して１週間が過ぎた。
慣らし保育中のため、すでに有休や時間休をいただきながら。

慣らし保育が完全に終わってからの復職も考えたが、夫や実母と分担して有休で乗り切ることに。

間に少し休みが入るだけで自分の体も仕事に少しずつ慣らすことができて結果的によかった。

職場では「子供のことを第一に考えてね、俺もそうするから」と言ってくれる優しい係長と「体が慣れてないはずだからゆっくりね」と言ってくれる優しい課長に恵まれて、不安や申し訳なさが和らいぎ、本当に感謝している。

仕事はまだ始まったばかりだが、人への伝え方が変わったように感じる。今までは自分の知っている情報を全てぶつけるようなイメージだったが、相手が必要としている情報や向かいたいゴールを考えることが少しだけできるようになった。
ドラッカーの勉強会のおかげもあり、貢献に焦点を当てた考え方をできているかセルフチェックをする癖がついていたり、自分の強みを活かせているかを考えたりするようになったことはとても大きいと感じる。
産前は６年も同じ部署にいるのに同僚のことや仕事に対しての想いをほとんど知らなかった。
今後はチームとして目標の達成や貢献をできるように、積極的にコミュニケーションを取っていきたいと思っている。

母になり、家族もチームとして運営していくという考え方が定着してきた。
保活をしていた時はまだ「慣らし保育の対応はお母さんが主でするもの」「送り迎えもお母さんが基本的にするもの」という先入観が自分にあった。
園決めについての話し合いを夫としたときに「むしろママの方が通勤時間が長いから俺が送り迎えするものだと思っていた。」と言われたときは、いい意味でいつの間にかお互いに子育ての主体性を持ちすぎてる！と笑ってしまった。

今の生活では朝、夫と息子が起きる前に私は家を出てしまい、息子とは夕方のお迎えから寝るまでの３時間ほどしか一緒に過ごすことができない。

一緒にいる時間が減れば仲良く過ごせるものかと思っていたが、少ない時間でもやっぱりケンカをすることもあって、親子っておもしろいなとつくづく思う。

朝ごはんも、持ち物の準備も、息子の洗濯もパパがしてくれるようになり、元々お風呂と歯磨きはパパの担当なので私が息子にできることがかなり減ってしまった。

なので、「息子から抱っこを求められたら何をしていても中断してすぐに抱っこをする！」というマイルールをつくった。
最初は必ず「OK」と言い、「待ってね」と言わないようにすることも家族のルールになった。
「OK、手だけ拭かせてね」「OK、蓋だけ閉めさせてね」と言うと息子が「OK！」と言って待っていてくれる姿が可愛くてたまらない。

これから家族でいろいろな波を乗り越えていくことになると思うが、ポジティブすぎる夫とさらにポジティブで元気いっぱいな息子のおかげでどんなときも楽しんで波を乗りこなせる気がしている。