お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

【金閣炎上】お母さん、わが子と芝居に行こう

劇団青年座の金閣炎上を観た。

https://twitter.com/_seinenza/status/1660966553372770304?s=46&t=32Pg20Cf87n2bpPlKJDIXQ

 

今回は公演期間が1週間と短く、時間を捻出するのが難しく、1人で行くつもりでいたが、
一応娘に声をかけた。
するといつもは既読せずスルーの娘から秒で返事が来た。

「いく」

彼女は、三島由紀夫の「金閣寺」が大好きで、先日京都へ旅行もしていて、その時には金閣寺を思いきり堪能、私にはお土産まで買ってきてくれたほど、今、タイムリーなものだった。

水上勉さんの原作は読んだことがなかったようだが、そこは現代っ子、TwitterやWikipediaを大活用して、事前学習もバッチリ、初日に行くことにした。

劇団青年座の役者さんもチラホラ席にお見かけした。
満席に近い入りだった。
途中休憩を入れての約3時間。
しかし、観終わった時の感覚では、そんなに長い時間と思えなかった。
演出が素晴らしかった。
六仏の静かな迫力。煌びやかな金閣。

話の内容もまた、原作を読み返し、娘と共有しようと思った。

娘は結構1人であちこち行くタイプだが、劇団青年座のような「生声」での舞台を意外にも初めて観たとのこと。ものすごく感銘を受けていて、芝居の持つ圧倒的なメッセージを感じたようだった。

映画もいいけど芝居もいい。
何ごとも、空間を共有することで、私はわが子と五感を交換する感覚になる。

娘は今、自分の時間を思う存分楽しんでいる。
彼女の人生はまだ、私の半分ほどなのだけれど、
いろいろあったから、
私はただ、よかったなぁと思うことと、
母はただ、何もできない存在だなぁと改めて思うことと、
この先の見えない未来の素晴らしさを、羨ましく思う。

負けていられない。
私もまた、見えない未来がもう少し、あると思う。
解放せよ、私。

アイキャッチにあるのが、金閣寺でしか買えないというお菓子。
落雁。

2件のコメント

植地さん

娘さん、人生を謳歌している!
笑顔がかわいい娘さんを思い浮かべ、キラキラ輝いている姿も目に浮かんできました。
いろんなことがあったらこそ、尊い今がある。
そして
「解放せよ、私」が
「解放せよ、母たち!」
とのエールに聞こえました!
 
そーだ!そーだ!見えない未来がもう少し、あ〜〜〜〜〜る!!

今朝は久々のお天道様。
今日もがんばる活力になりました!

解放せよ、私。

刺さりました〜!

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ABOUT US
植地宏美
お母さん大学横浜支局。 お母さん業界新聞横浜版編集長(2019.10〜2021.12)。 長女21歳、長男17歳、次男15歳。 お母さん大学をものすごく、楽しんでいます。 結果、 お母さんをものすごく、楽しんでいます。