愛媛の実家から帰りの新幹線の中。
いのちはひとつ・・わかってるけど。
83歳の母が、心臓弁膜症の手術を受けた。
3年前、
心臓の手術なんて怖い。もう充分生きたから。
手術を受けようとしない母。私も強く言えなかった。
でも、座っているのもきつくなり、
頭をあげていられなくなった。
苦しそうな表情。笑顔が消えた。
怖がる母の背中を押した私
手術を受けたものの、
術後、様々なチューブに繋がれて、
想像をはるかに超えた苦しい思い。
本当にこれで良かったのか
母の様子を聞きながら、正確がわからなかった。
何かに助けてもらいたくて、お百度参りをしてみた。
どうかどうか、助けて下さい。
母の人生は苦労続き。
親の気持ちも分からず反抗もいっぱいした私。
ごめんなさい。
頑張って生きてきた母に、
健康と笑顔のご褒美をください。
術後、母は頑張ってくれた。
でも回復状態にあっても、
苦しかった思いは簡単には消えない。
ここまでせんでも、もう充分生きたから。
違う。まだ生きて。そして笑って。
人生まだ楽しんでないよ。
私の為にも生きて。
正確は、生きること。そして笑顔でいること。
術後の回復が順調に進む。
時折、弱気になる母に何度も伝える。
大丈夫よ。
近くに居なくてごめんね。
退院したら、孫達と会いにいくからね。
頑張ったお祝いをしようね。
寿命は自分では決めれないんだよ。
だから、その日がくるまで楽しく精一杯生きるんだよ
それが、貴方に愛情いっぱいに育ててもらった、
私の気持ち。寿命尽きるまで、笑っていこうね。
新幹線の帰り道。こんな気持ちでいたんですね。
書いてくれて、ありがとう。
私も父が病に倒れたとき、どうしたらいいのかわからなかったな。
治療も、やってみないとわからない。
やったせいで悪くなることもある。
一生懸命悩んで、決めたものがそのときのベスト。きっとそう。
大丈夫。川ちゃんがお母さんを支えるように、私たちも川ちゃんを支えるよ(^^)
川田さんにハートを送ります。
川田さんの記事を読んでたくさん考えました。
そんな時間をありがとうございます!