娘の名言

４月の入園以来の登園渋りがようやく落ち着いてきた今日この頃。

ちょっと前まで起こしに行っても寝たふりをして、意地でも起きないと言っているかのように目をギュッとつぶり「ようちえんいかなーい！」の意思をはっきりと示していた。

それがここ1週間は、起こさずとも7時すぎには一人で起きてきて、しばしソファで覚醒待ち。ノソっと動き出して朝ごはんを食べ、身支度をして「ようちえんきらいだけどね」と毎日必ず、この一言を呟いて、全く嫌いではないであろう幼稚園へと出掛けていく。

そんなリズムが整ってきて、だいぶん楽になってきた今朝の話。

ふと「今日も頑張ろう〜！！」と私の気合い入れの言葉に反応した娘。

「ママ！がんばろうじゃなくて、たのしもうでしょ！！」

お、おう。そうだね。そうだったそうだった。

今年の息子(小4)の担任が子どもたちに伝えているというこの言葉。

子どもたちは学校で毎日7,8時間十分頑張ってるので、「頑張ろうじゃなくて楽しもう」って伝えています、と個人面談でおっしゃっていた。つい頑張ろうって言ってしまうと子どもたちにツッコまれるんですよね〜なんてことも言われていたが、家でもつい口うるさく言ってしまう自分にハッとした。それ以来、私の中に刻まれていたこの言葉。

個人面談の報告を夫にしていた時の私たちの会話を聞いていたのだろう。

完全に受け売り名言。

でも娘からのその一言にドキッとした。

子育てだってそう。

頑張らずに楽しもうって思った方が親にも子にもいいはず。自分に余裕がなくなると、楽しもうなんて思えなくて、意地で毎日をこなすようになる。

でもこういう立ち戻れる言葉があると、気を抜けるようになる。

最近、自分でも止められないくらい子どもたちに強く当たり、どうしようもなく反省ばかりだった私への娘からの忠告のような気がした。

とはいえ、直後に早く準備してー！と声を荒らげた朝でしたが。