今日、娘がいつも遊んでいる近所のお友達のおばあちゃんにお世話になった。
朝、ゴミ出しを手伝ってくれた娘が道でお友達と会い、そのままお隣に住むおじいちゃんのお家へ。と思いきや、近くの室内大型遊具があるところへ連れて行ってくれていた。ありがたいやら、申し訳ないやら。
お礼にパンを買って、夕方娘と届けると、
「いいのに〜。かえって、悪いねぇ。明日の朝食にさせてもらうね。そうだ、山﨑さん、ゴーヤ持っていく?夏バテにはピッタリだよ」と、おばあちゃん。
またもや、もらってしまった。娘も私も図々しくも「ありがとうございました!」。
こうやってわが子たち、そして私は、ご近所さんに支えられて暮らしている。
平日も学校から帰宅後、ランドセルを置くと、自然とみんなが集まって家の前で遊びだす。時には4歳から11歳の異年齢で、鬼ごっこをしたり、季節ごとのイベントを企画したり。自主子ども会のよう。娘にとって、「マイホーム」とは、自分の家だけでなく、このご近所空間すべてなんだと思う。時には預かってもらったり、うちで遊んでもらったり。育ち合いに安心する。
元気な遊び声が通りに響くなか、夕方になると「ご飯だよ〜!」と呼びに行く母たち。そしてつい、日頃のあれこれを話出し、その間ににんまり遊びを続ける子どもたち。ちょっとした昭和風が吹いている我が家のご近所ストーリー。
基本的にワンオペ育児だし、時に孤独を感じる時や悩む夜もある。暮らしてみたい場所だって、飛んでみたい空だってある。だけど何ものにもかえられないありがたい繋がりがここにできた。手の届く範囲で、こういう輪を広げていけたらいいなと思っている。
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