お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

ママになりたい

先日、横浜市助産師会にお邪魔しました。
横浜でお母さん大学の活動を始めて、いつか、お会いしたいなぁ、お会いしないとなぁ、と思いながら早4年。
これまでつながった方からのご縁で、会長の髙橋景子さんを紹介いただきました。

その日は、助産師会の理事会が開かれるとのことで、理事さんたちが少し早めに集まってくださったとのこと。歓迎してくださいました。
感謝です。

はじめまして、の皆さんでしたが、口を開けば子育ての現状と家族が孤立していること。
本当に幸せなお産ってなんだろうね、という、
一人ひとりの人生に向き合う助産師さんならではの視点と想いをたっぷりと聞かせていただきました。

お母さん業界新聞の制作に携わり、いろいろと辛辣な言葉もいただくこともあり、
子育てを応援したい団体同士でも、全く違う方向を向いているなぁと感じることもあり…。

そんな中で、横浜市助産師会の皆さまが、同じ未来を見ている感じがして、本当に胸がいっぱいになりました。

後日、髙橋さんから、連絡をいただいてハッとしたことがあります。

横浜市と連携して、横浜市助産師会は、
「ママになりたいあなたのための電話相談」事業もしていると。

そうか、「出産」だけではないのです。

思えば、私も結婚してから4年間、子どもができませんでした。
職場では「あれ?いつ結婚したんだっけ?」とか、「独身じゃなかったんだ?」とか、あの頃は普通に言ってくる方もいて、
誰にも相談できなかった記憶があります。
命を授かったときの喜びを、忘れないのはもちろん、
私は夫を亡くしているので、特にそう思うのですが、
一緒に喜んだ人たちと、できるだけ長くその思いを共有していてほしいなぁと。

お母さんでよかった、と日々の子育てを発信しているお母さん記者としては、
お母さんになりたい!と心を解放できる場も、あったらいいなと感じました。
そっと見守り、一緒に考える。うれしかったら一緒に笑うし、辛い時は一緒に泣く。
お母さんも、そうでない人も。

助産師さんとは、命をこの世につなぐ唯一の職業。
生まれる前から、いつか亡くなるずっと先まで、大切につなぐひと。
私たちもきっと、そうやって生まれてきた一人。

「ママになりたいあなたのための電話相談」
◇ 相談窓口 : 「ママになりたい♡あなたのためのホットライン」
助産師が不妊や不育に関する電話相談を行っています。
◇ 対象者: 妊娠、出産に至るまでの過程について相談をすることを希望している市民の方
◇ 相談方法 : 電話相談(045-534-8108)※相談日のみ電話が繋がります。
◇ 相談費用 : 無 料(電話料金は別途かかります)
◇ 相談日時 : 毎月第1・第3土曜日 午後2時から午後5時まで

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ABOUT US
植地宏美
お母さん大学横浜支局。 お母さん業界新聞横浜版編集長(2019.10〜2021.12)。 長女21歳、長男18歳、次男15歳。 お母さん大学をものすごく、楽しんでいます。 結果、 お母さんをものすごく、楽しんでいます。