お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

一花さんとフィフティーズ

昨夜、「持久走大会で9週走る!」と宣言した、末っ子一花さん(小4)。

長男の頃は学校近くの池の周りを競争する持久走だったが、
いつの頃からか、決められた時間内にどれだけ運動場を走れるかというスタイルに変わった。

なので、一花の目指す9週とは8分間(4年生の場合)の間に運動場を9週周るということだ。

見ている私からすると、今何週目を走っているのかわかりずらいし、正直なところ、「●●さんが1番ーー」なんていうのもないので応援のしがいもないなーなんて思っていた。

見ていると、
遊びながら走っている子、
ときどき歩いている子、
先生に手をひかれながら走っている子、
さっそうと走っている子、

ほんとにそれぞれ。

そんな中、一花さんはというと、
それはもう、たんたんと粛々と走っていた。

決して走るのは得意ではない彼女が
「今日は9週走る!」と決めた走りっぷりにちょっと見とれてしまった。

誰が1番とか2番とか
走るのが得意とか苦手とか
暑いとか寒いとか

そんなことではなく、

自分の中で決めてやる。
そんなことを持久走では伝えたいのかもしれないな~と感じた。

そんな一花の走りを見て松葉荘(久留米のお母さん大学の居場所)へ行くと、
フィフティーズの皆さんが大いに盛り上がっていた。

フィフティーズとは50代の母たちの会。

松葉荘には小さな子どもたちのお母さんも来るが、
近頃、この先輩母たちがさっそうとやってきては、
お母さん業界新聞を折る手を休ませることなく、しゃべる笑うしゃべる笑う。

時には更年期の話もしながらすべてを笑いに変換していく頼もしさ。
その様子が、なんともすがすがしくて新しくて面白い。
そしてとっても助かる(笑)。

周りなんて気にならない、気にしない。
自分が決めたことにまっすぐなこの感じ。

一花の走りっぷりとフィフティーズ。

なんか共通点があるような気がするのは私だけだろうか。
こじつけだろうか。

 

 

 

 

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ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
お母さん大学福岡(ちっご)支局長/元お母さん業界新聞ちっご版編集長。長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いマザージャーナリストに。ペンを持ったことで視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じる。久留米で活動をスタートして13年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(中3、小6、小2)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ