お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

ゆずの聖地、岡村天満宮と私

神社仏閣は昔から好きで、母と一緒に御朱印を集めたり、楽しんでいたが、2019年の東日本台風で河川が氾濫し、なんと実家が被災した。そのときに、母がたくさん集めていたご朱印帳が流されてしまい、母はとてもがっかりしていた。神様なんていないんだ、と、くどいていた。
が、私は、神様が母を守ってくれた、と感じている。

余談はさておき、私の住んでいる場所。神奈川県横浜市磯子区。
2000年に引っ越してきたとき、近所の方に近くの神社を聞いたら「岡村天満宮」だな、と言われた。
当時、職場に程近いということで住み始めたところだったが、じつはこの地域から有名なアーティストが生まれていたということを知ったのは、しばらく経ってから。

彼らの出身中学校岡村中学校の体操着、通称「岡中ジャージ」を羽織って、伊勢佐木町の松坂屋前での路上ライブをしていた彼らは、今や大きく羽ばたき、アリーナツアー、楽曲提供、NHK紅白歌合戦常連、数えきれない栄光の架け橋を渡り、大人気のアーティストとなっている。

その岡中から数分歩いたところに、あるのが、岡村天満宮。


交差点に大きな鳥居があり、そこから坂道を登る途中に現れる神社。


決して大きな神社ではないけれど、地元の人たちに愛されている。
高校受験の時は、みんなお参りに行く。
学問の神様、菅原道真公が守ってくださる。

階段を上ると、立派な壁画が!聖地といわれるだけのことはある。
2008年に横浜松坂屋より移築されたものだ。
ファンはここを訪れ、写真を撮影し、彼らが生まれ育った空気を感じるのでしょう。
神社に壁画があるって、よくよく考えるとすごいこと!

境内には、岡村幼児園(保育園)があり、この日も、子どもたちの歌声が響いていた。

娘がまだ赤ちゃんの頃、岡村天満宮の南側にある、岡村公園によく出かけていた。
ベビーカーを押しての坂道はかなり大変だったが、富士山も望める素晴らしい公園。
そして、岡村天満宮が梅の景勝地ということで、梅林が広がる。
当時は犬も飼っていたので、休日のルーティンだった。

実は3年前のこと、地元のつながりをいただき、お母さん業界新聞横浜版(2019.10月〜2021.12月)では、一度、表紙撮影をさせてもらったことがある。
ああ、コロナ真っ最中だったな、と思い出す。

誰にも会えない時期、マスク生活の時期、
外ならいいだろうと、何度か神社を目指して散歩した。
近所の友人と、待ち合わせて、少し話したことも。
私にとっては本当に身近な場所でもある。

お母さん業界新聞横浜版9月号ちょこっと紹介

 

なんと、筆塚が。
古くなった筆記用具に感謝の気持ちを込める筆供養が行われるとのこと。
マザージャーナリストの聖地でもあったのだ。

手を合わせ、感謝する。
お母さん、ペンを持とう。

岡村天満宮
〒235-0021
神奈川県横浜市磯子区岡村2丁目13-11
https://okamura-tenmangu.com/