1月20日(土)、松葉荘(福岡支局拠点)に
博多女子高等学校・地域共創部のみなさんが来てくれました。
目的は「寄せ植えワークショップ」をするため。
博多女子高等学校のトータルビジネス科では、
商品の開発、販売、営業、プレゼンなど全て自分たちで運営しながら、
実践的な学びを通して将来に向けて勉強を重ねています。
その中で昨年、共同開発した地域培養土「よかソイルくん」を知ってほしいと
寄せ植えのワークショップをしに来てくれました。
紙芝居と寄せ植え体験
まず自作の紙芝居で「よかソイルくん」がどうやってできているのか
子どもたちにもわかりやすく教えてくれました。
紙芝居は第2版だそうです!
内容も絵も読み聞かせもとても素晴らしく、一気に引き込まれる子どもたち。
興奮して突っ込みを入れはじめた男の子にも上手に対応しながら、
堂々と読む姿に感心させられました。
お次は、ポットにデコレーション。
準備してくれたシールとペンを使って思い思いに描きます。
やさしく声をかける高校生に子どもたちもすぐに打ち解け、夢中になって楽しんでいました。
最後は、好きな植物を3つ選んで寄せ植えです。
これもみんな真剣!!
ふっかふかの「よかソイルくん」を入れて、
(あまりの気持ちよさに、土で遊び始めた子もいましたよ!)
できあがり!
思い出にチェキで記念撮影もしてくれました!
花にも野菜にも使える培養土「よかソイルくん」
博多女子高等学校・地域共創部が共同開発した「よかソイルくん」は
本来利用されずに処分されていたものを活用した地域循環型培養土。
海を守るために福岡市の下水処理場から出るリンを回収したリン酸資源。
福岡ソラリアプラザ等の飲食店から出る食物残渣を微生物の力によって堆肥化させたもの。
処分に困っている糸島の牡蠣殻を使用した牡蠣殻石灰。
シルバー人材の方たちが剪定した枝等を活用した堆肥。
と、これまで捨てられていたものを再利用して作られたもの。
中でも、作物の栄養には欠かせないリン酸は日本ではほぼ輸入資源。
今回、「よかソイルくん」に使われているリン酸は和白水処理センター(福岡市)の汚泥から回収した再生リンで、国内では最大規模の年間約100トンを再生しているものだそうです。
参加したお母さんたちからの感想
「固まっている娘に気さくに自然に関わっていただき、感謝です。大切に育てます」
「こんな素晴らしいものが福岡にあると知りませんでした。知ることができてよかったです」
「あたたかく楽しいイベントでした!ありがとうございました」
「紙芝居とお話し、とても良かったです。子どもたちにそれぞれ話しかけて、その言葉もやさしく、日頃からコミュニケーションを大切に活動をすすめて来たことが伝わってきました」
「ずっとみなさんニコニコで すばらしい〜、とっても勉強になりました」
「今日は次男が夢中でシール貼りを楽しみ、お花選びや土入れも真剣に参加していて、
とてもうれしい時間でした!!」
最後に
学校の中だけに留まらず地域のさまざまな現場に出向き、
自分たちの目で見て考え、伝えていくにはコトづくり、場づくりが必要と
はじまった「寄せ植えワークショップ」。
生き生きとした生徒さんたちの様子に、
高校生でこんな素晴らしい実践の学びができることが素晴らしく、
また、とてもうらやましくも感じました。
私も通いたいくらい!!
ワークショップを通じて、少しでも関わらせてもらえたことをとてもうれしく思います。
以下のYouTubeでは博多女子高校の生徒さんたちが
牡蠣殻を洗っている様子も見られますよ!
【牡蠣から生まれた培養土⁉️】「よかソイルくん」の開発物語
博多女子 地域共創部の取り組みについて 参照サイト
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