お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

娘に繋げる母の味

教わって作っても同じにならないのが母の味。

昨年帰省した時には、魚の煮付けをマスターしたいとお願いし、目と舌とMJ魂で覚えた。(動画と文字で記録)

母との時間

自宅で再現してみたが、やっぱり母の方が断然美味しい。火加減なんやろう。

さて、今回の宿題!すぐに箸を持った。その後ペンを持つが、なかなか進まない。母の味を再現するってことで娘と台所に立ち、一緒に料理できたことで満足してしまったからだ。いかん、慌ててペンを持ち直す。

真っ先に再現しようとした母の味は

『汁だくの筑前煮』

野菜を小さく切ってとろみのかかったお汁が激うまの筑前煮。

わが子達も大好きなおばあちゃん大好きなおばあちゃんの味。

コロナ禍のバレンタイン

「仕事から帰って夕飯作るの大変やろーけ、おかずになるようなもん送ったけね、温めるだけやけ楽してね」。

そう言って送ってくれる母の味は家族みんなの大好物。

その晩の食卓はみんな倍速で食す。

かなわんなぁと毎度思う瞬間。

母は偉大なり。

私の夢のひとつは、母の味を娘に繋げたい。

宿題の件も伝え、レシピを教えてと言うと、大まかな作り方の後

こう言った。

「調味料は目分量やから。あとは味を見て、わかるやろ、ママの味。今日は一日家におるけ、わからんかったらいつでも連絡して」。

ならばと、娘と一緒に台所に立った。

母もばあちゃんから教わったこの料理。佐賀出身のばあちゃんがだぶという郷土料理を元にアレンジしたものやろうと後で母から聞いた。

ごま油で野菜をいためてコーティングするのがコツ。

大根も入る。厚揚げは煮崩れるので入れたり入れなかったりということで今回はなし。

「煮物の味付けは足し算。味が濃かったら引き算はできんやろ」。

母に言われ母の味を思い出しながら、コトコトと煮る。

娘と一緒に味見を繰り返し、母の味に何とか近付けた。

完成!!

家族にも好評だったが、唯一末っ子から「千恵ちゃん(母)の作る方が味が濃い」。と言われた=千恵ちゃんの方がおいしいということだろう。末っ子はとても味覚がしっかりしているので、きっとそう。

母からはお汁が少ない!とダメ出し。あと、かしわ(鶏肉の事)はもっと後で入れた方がよかったね、身崩れしてるとアドバイスも。そして最後は「でも、上等!!」と合格点をもらえた。

「またいろいろと作ってみり。わからんとこは教えるけね」。

母からそう言われた。

次は何を作ろうか。

今度は、母と娘と私で台所に立ちたいな。

【番外編:スイーツ】

ピーナツシュガーケーキ:子どもの頃から大好きなケーキ、バタークリームとコンスターチ入りのスポンジが最高。

 

でも、久々に作ったのでピーナツシュガーを作る工程で失敗。火を通しすぎて飴になる…汗。2人で無心でピーナツの皮を取る図。

ショコラケーキ:バレンタインによく作っていたが、うん十年ぶりに作った。バナナがはいっている、う~ん、やっぱりおいしい。

 

2件のコメント

この宿題の主役は、田端さんだなぁと思いながら出しました。

忙しい中、ありがとうございます。

急遽、緊急特集号になったので、母の味は4月号ですが、

どうぞ、よろしくお願いします。

母から子へ、子から孫へ

受け継がれる母の味、大事にしたいですね。

藤本さん

娘と台所に立つこと、一緒に料理することは、ある日の出来事。
私も母とそんな時間を過ごしていたなぁと。
単なる日常もかけがえのない思い出に。
実家を離れてからは貴重な時間だったと…。
娘との時間も大切に過ごしたいと思いました。
宿題により、記録できました!ありがとうございました!

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ABOUT US
田端真紀
社会人の長男を筆頭に大学生の二男と長女、看護学生の二女、高校生の三男の5人のワーキングマザーです。長男が自立して6人で横浜に住んでいます。北九州市出身。MJプロ。母フラ、母レレ、母ドラメンバー。みそまるマスター。