お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

“今日こそ、もう無理”を超えて

毎朝5時に「今日こそ、もう無理かも…」と思う。

家族3人の弁当作りのために私が起きる時間。

 

布団の中で足をストレッチしたり、もう一度寝転がって、自分を甘やかしているようなフリをしてみる。

すると「分かったよ、がんばるよ」と起きてくる私の体。

 

ほうじ茶を沸かして、ミートボールを湯煎して。卵焼きの準備。

そうしていると夫が起きてきて、ご飯を弁当に詰めてくれる。

明日の黒豆もあるかな、娘の好物の残りを数える。

夫は必ず卵焼きを2個食べたい。

私は漬け物が欠かせない。

 

そんなそれぞれの要望を叶えて、ホッとひと息ついたら夫と自分にインスタントコーヒーを入れる。

 

その頃ちょうど、娘の目覚ましが2階から鳴る。

6時だ。

 

今日は無理だと毎朝思うのに、1時間でいくつをもこなして私がやっと椅子についてコーヒーを…

いえいえ、起きたくなかった1年生を抱っこして励ますのです。

 

お母さん業はこんな「もう無理」を何度も越えていくこととは、世界中で同意を得られると思う。

それなのに、きっともっと大変だったはずの、子どもたちが小さかったあの日のお母さんたちが

写真で笑っている。

 

やめてしまっても明日は来るけど

やめてしまったら明日私は、この笑顔に笑顔で返せないと思った。

 

きっと明日も「いや、今日こそもう無理」と思うんだけど

昨日もがんばれた私の空気が残る台所で

きっとまたお弁当が3つ出来上がる。

8件のコメント

おいしそうだな〜、愛の詰まったお弁当だな〜
と思いながら読みました。
苦しさもしんどさも、感じながら読みました。

笑顔のために、笑顔に笑顔で返すために。
えらい!
ほんと、えらい!

植地さん、ありがとうございます(*^^*)
あぁ…とやっとのことで台所へたどり着くと、きっと起きてるあの人その人の顔が浮かび、気付くと手が動いています。
やっぱりこんな時も、誰かとのつながりに救われるんだなと思います。

吉村さん

お弁当は、作らなきゃという使命感があります。
作ったら、達成感があります。 
そして、空になったお弁当とたまーにおいしかったよって言われたら、また頑張ろうと思います。
母を感じられるのがお弁当作りかなぁ。
母の存在をアピールできるのもお弁当かなぁ。
自分の笑顔のためなのかもしれませんね。

明日のお弁当のおかずを考えて買い物するのも嫌いじゃないです!

作らなきゃと思っていたことが、4月から2年生なんですが学校の方針変更で全日給食になるんです~。
なので3人でお弁当も、あとは長期休みだけとなりそうで…今のうちだけの3人家族の3つのお弁当です(*^^*)
おかずを考えながらの買い物(私は主に宅配ですが…!)、楽しいですよね!

お弁当作りお疲れ様です!
私も、そういう日々が待っているんだろうなと思いつつ読ませてもらいました。

“今日こそ、もう無理”
確かによく思う気がします。

でも、確かにその日々を越えてきた自分もいるんだよなって気づきました。
ありがとうございます!

ありがとうございます!
思いますよねぇ。
そして、越えてきたらなんだかもうここまで来てしまった…子どももこんなに大きくなった…と、朝から思いにふけります(笑)

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ABOUT US
吉村優
◇MJプロ ◇神奈川県横須賀市在住  ◇2016年生まれ 1人娘 ◇わたし版「pokke版」 ◇夫は10歳年上 ◇学童保育指導員  ◇『お母さんのことはお母さんに聞こう』が私のお母さん大学キャッチフレーズ  ◇「母時間ラジオ」パーソナリティ