きみがうたをくちずさんだ そのかわいらしいくちからきこえてきた はじめてきいたそのひは むすめとわたしのおうた記念日
抱っこしてるとき
雨の中
ふと口ずさんだ
『あめあめふれふれ母さんが…』
こんな雨ビショビショの日だけど
傘をさす中で見える景色がちょっと変わる。
道で歌うのはちょっと恥ずかしい。
人が通れば少し声を小さくする。
こんなの『お母さんやってます』って感じじゃないか、
子供抱きながら歌うなんてさ、さもやってますって、
カッコつけてるみたいかなぁ…
なんてことも思ったけど
雨の日は娘と傘に入りながら歌ってた。
そんな日が数ヶ月続いて
ある日
これまた雨の日に
抱っこした娘からたどたどしい言葉が聞こえてきた。
よくよく聴いていると
『あめ…め…ふえ…ふえ…あ…さんがぁ』
え
雨のおうた歌ってる…
私はちょっとうるっときた。
聞いてたんだね。
ちゃんと聞いてたんだね。
一生懸命歌ってる。
たどたどしいことばでうたってるその声を邪魔しないように聞いていた。終わったら上手だねぇと褒めた。
恥ずかしいなと思っていた外での口ずさみ。
やっぱり歌うの楽しいね
その時から外で歌を口ずさむのも娘と自分の楽しい時間になった。
そうこれはわたしのわたしと娘の『おうた記念日』
この前話してくれた歌の記念日。
記事にしてくれたのが嬉しいです。
ゆいかちゃんがお母さんになって歌ってたら、ますます泣いちゃうかもね。
おうた記念日。
何度読んでも大好きな記事
ゆいかちゃんのまだ本当にたどたどしい言葉に耳を寄せる感覚が伝わってくる。
わぁ♡こんな事あるんだねって感動が子どもといるとあるんだけど、忘れちゃう。こうやって記事に残せるのが本当に素敵だなって幸せな気持ちで読んじゃった。