お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

明けない夜はない

明日、卒業式を迎える息子。一昨日と昨日、環境の変化を前にした卒業のモヤモヤやうまくいかないこと、思春期のイライラがピークにきて、色んな感情を特大級の塊にして私にぶつけてきた。

どんどんヒートアップして、「だったら、学校なんて行かせないでよ」

一昨日の朝、陽気に出発したと思ったら、帰ってきてこの発言。卒業前でクラスが混沌としているって担任の先生にも聞いたし、卒業式の練習は場の空気が苦手で大変だし、色々あったんだろう。それはわかっている。でも、6年間支えた最後にこれを言われて、なかなかズドーンと響くものがあった。同時に、現在進行形のいま、最後に吐き出してくれてよかったとも思った。

学校行かせてたのか・・・。楽しんでいた時はよかったけど、行き渋りの時は休んだり、気持ちが上向いたら行ったり。私なりに葛藤しながらも寄り添ってたつもりだったけど、一昨日だってテンション高く家を出てホッとしたりしたけど、それは私の勝手な思いだったのかな。小学校最後の6年生は、語り尽くせない色んなことがあったよね。

それでも、いつも遅れた時には電話をくださって、学校に行くとゆっくり話を聞いてくれ、和ませてくれて、味方でいてくれた担任の先生にはちゃんとお礼をしようと、親子で手紙を書いた。するとそこには、自分なりの学び方を理解して応援してくれた先生への息子の感謝の気持ちがあふれていた。放課後、一緒に渡しに行った。

「先生の方がさみしくなりますよ。いろいろ手伝ってくれたり、一緒に話をするのが楽しかったし、癒されてましたよ。本当にありがとうね。これから花開くのを楽しみにしてます」

と涙ぐんでくれた先生。気恥ずかしそうにうなずく息子。見守ってくれてる人がいたから、ここまできた。中学で楽しみなことを話しながら、帰り際には誰もいない校庭で写真を撮った。そこにはピースサイン!

色んな気持ちとともにいまを生きてる彼。

昨日の夜は、「行かされてると思ったら、無理に行かなくていいんだよ」って明るく言ってみた。「そういうんじゃないよ」と息子。ゆっくり話してたら、なんだかもう、気も落ち着いていて、軽やかに部屋に行った。

 

そして迎えた卒業式前日の朝。朝から元気元気!なんと思いつきで朝マックして、いつもより早く最後のランドセルを背負った。登校にみんなお母さんたちも出てきていて、6年間一緒に通った仲間やきょうだい、下級生たちと一緒に写真を撮ると、にぎやかに登校して行った。

明けない夜はない!

そう思った。いろんな気持ちとともに前に進む日々。明日はまた違ったことを思うのかもしれない。

明日、笑って卒業式を迎えられますように!

 

 

2件のコメント

山﨑さん

私もその昔、同じタイトルで母ゴゴロを書いたことがありました。
どんなに辛くても、苦しくても、必ず朝はやってくる。希望に満ちた朝であって欲しいけど、そうじゃないかもしれない。

それなら、楽しく朝を迎えたいなぁと今なら思えます。

あした卒業式なんですね。

おめでとうございます。

いつもとちがう特別な朝がやってきますね。

今を楽しんで下さい。

成長を喜んで!

まきさん、ありがとうございます(^^)
書いて、気持ちをここに置いて、それも今を大切にしたいからなんだなって思いました!環境が変わる春、成長著しいですね!

楽しく朝を迎えたい!ホントそうですね。今朝も心がけたけど、明日もそんなスタートをきれたらと思います♪

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山﨑恵
肝っ玉母ちゃんに憧れる繊細母ちゃん。アメリカで子育てをスタートさせるも、第二子出産後に産後うつになる。あの頃の自分にも、いま同じ思いをしている お母さんにも言ってあげたい。「いろいろあるけど、それでも大丈夫だよ」って。数年前、夫の実家の横須賀にあるカフェでお母さん業界新聞を手にとる。 配ってくれた人がいて、ここにたどり着いたご縁に感謝! このままの「お母さんであるわたし」でペンを持ち、人と社会とつながりたい。いまは地元埼玉県川口市で子育て・自分育ての根っこを下ろし中。 最近はまっているお灸でぽかぽかするのが至福の時。子ども/小6男、小3女