まもなく小学一年生になる次男、6歳。
数ヶ月前から「お母さんのおなかに入りたい」と言う。
お腹にいた頃に戻りたい、ということらしい。
生まれる前のこともよく話す。
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お兄ちゃんが先に行ってしまった。
ボクは6年間お空で待ってた。寂しかった。
そしてお母さんのおなかに入って、生まれて、またお兄ちゃんと会えた。うれしかった。
「また会えたねー」ってなった。
お空で待ってる時、ボクも一緒にお母さんたちとお出かけしてた。
東京も行ったし新幹線に乗るのも見てたよ。
ここに来ることは、お兄ちゃんと決めてた。
だからお兄ちゃんが先に行ったあとも、ずっとお母さんたちのこと見てた。
んで、そろそろ行こうかなと思って、お母さんのおなかに入った。
お母さんのところに来れてうれしい。
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⋯ということをしょっちゅう言っては、
「おなかに入りたい~」と、私のお腹に頭を押し付ける。
もともと私は2人目を産むつもりはなくて、
夫が望むのを頑なに拒否していたほどで、
でも、40歳の時にふと「もう一人欲しいかも」と思い、
そして妊娠、41歳で次男を産んだ。
超高齢出産だったのに、
あれほど拒否してたのに、
あのとき、ふとそんな気になったのは、
「そろそろお空から行きますよー」という次男からのサインを感じ取ったのかもしれない。
こんな話をいつまで話してくれるのかわからないから、
こうして書き留めておこう。
写真の兄弟並んだ背中が愛おしいです。
次男くんはお兄ちゃんが本当に大好きなんですね。6年もお空で待ってたなんてすごい!
ちなみにうちの長女は、3歳下の妹を私のお腹の中でえいやって、それいけ〜って放り投げたそうですよ笑。先に出てきたのは長女なのに…笑笑。
天野さんの次男くんの繊細さに脱帽です。ケーキを眺める視線も哲学的ですね。
胎内記憶。
これは、天野家の宝、財産ですね。
お母さんのお腹、よほど気持ちがいいところなのでしょう。
本当の故郷?!
天野さん、幸せね。
かわいい二人から、しっかり選ばれて。
お母さんになれて、よかったね。
本当に、かわいい!