昨年の秋頃から、4年生になったら通学団で学校に行きたいと言い出した息子。
入学当初は通学団登校をしていました。
でも常に目が離せないほど発達特性が強かったので、私が息子の横にピッタリ付き添い、校門をくぐったのを確認して家に戻る…という毎日。
しかし何かと決まり事の多い通学団登校に耐えきれず、毎日のように癇癪を起こして上級生の子たちに迷惑ばかりかけていました。
それが続いたせいで、親子共々精神的にキツくなってしまい車で送っていくことに。
あれから3年。
できる事が格段に増えて、精神面の成長も目を見張るものがあり、担任の先生からも「りっくん、そろそろ大丈夫じゃないですかね?」と背中を押してもらい、娘の入学を機に3年ぶりの通学団登校復帰となりました。
ただ先生にも言われたのですが、やはりいきなり誰かがすぐ助けに入れない状態で行かせるのは少々不安が…ということで、もう大丈夫!!となるまで列の後ろからこっそりと見守ることにしました。
そんなこんなで迎えた子供たちの登校初日。
ずっと心がざわざわして何とも落ち着かない朝を過ごす私に対し、うきうきして待ち切れないのか早々とランドセルを背負って庭に出てキャッキャしている兄妹2人。
うん、大丈夫!!きっと無事に学校まで歩いて行ってくれる!!
「いってらっしゃい」と見送ったふりをして、後ろからそっと追いかけます。
大きい声を出してないかな、列からはみ出して歩いてないかな、渡る直前に信号が変わって癇癪を起こしてないかな…
そんなことばかり心の中でつぶやきながら歩く私が見つめる先に、もう3年前の息子の姿はありませんでした。
ちゃんと列に沿って歩き、大きな声で騒ぐこともなく、幸い信号にも引っかからなかったので癇癪を起こすこともなく、至ってスムーズ。
目立ったトラブルは全くなく、無事に登校することができました。あぁ…よかった。
息子の特性や色んなことに気持ちが左右しやすい性格、もし信号に引っかかったら…を考えるとやはりまだまだ安心はできませんが、こうやって少しずつ「できた!!」を積み重ねていくことで確実に彼の自信になっていくと思います。
しばらく見守りは続くので気を揉む朝が続くけど、家から息子を「いってらっしゃい!!」と見送れる朝はきっと来る。
そう信じて、身も心も揺らぎやすいこの季節を頑張って乗り切ろうと思います。
揺れる母ゴコロを綴ってくれてありがとうございます。
息子さんの後ろ姿が、楽しくてワクワクしてる感じに見えますよ。
この姿を見ながらの登校も、母としては悪くないと思います。
そのうち、お母さん、もうついてこないで、と言いだすかもしれません。
確実に一歩一歩進んでいる今を味わってくださいね。
青柳さん、ありがとうございます!!
母ゴコロがフラフラフラフラと揺れまくりです(^_^;)
すでに息子はついてこないでと言っているのですが、付いていかない時に限って何かが起こるともう気が気じゃないので(心配しすぎる母)
しばらくはバレないようにコッソリ…行くつもりです。
いつか、「あの頃はね…」って笑って話せるといいなぁと思います。