お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

想いを馳せるアルバムのチカラ

私は義母が大好きだ。

「母の日は何もいらないからね」

人に対していつも大きな愛が溢れる人なので、そう言われるのは分かっていた。

気を遣わすことなく受け取ってくれるもの。

そうだ、アルバムをつくろう。

娘が生まれてからたくさん可愛がってくださる姿を見ていたから、喜ぶ顔は安易に想像がつく。

わたしは、そんなお義母さんと家族になれたことだけでも、本当に結婚して良かったなぁと日々思う。

そう言えば私の母と祖母も、嫁姑関係はとても良好だった。

「誰のおかげで飯が食えているんだ」と言う父に対して、当時祖母は母を守った。

「男が外で気持ちよく働けるのは、奥さんが家の全てを整えているからだ!社会に評価されず、お金にならないかもしれないけれども、専業主婦は立派な仕事だ!」

昭和4年生まれの女性がよく言ったものだ。

父である息子を死ぬまで溺愛していたし、嫁よりも息子の方が可愛いはずなのに。

その後、たった1ヵ月の入院を経て亡くなった祖母。あれから13年。

「ヨシノさんにはたくさん助けてもらったから、もっと介護してあげたかったなぁ」と今だに言う母。

あぁ、私も義母に対して同じことを思うなぁと感じた。

SNSで義母の愚痴が溢れる昨今。

私も母も、本当に良いお義母さん達に巡り会えたことはとてもありがたいことだ。

と同時に、旦那の愚痴が止まらないところまで母と似てしまったのは、どうにかしなければいけないと思う日々でもある。

お義母さん、いつも大事な息子さんとの喧嘩で仲裁させてしまってごめんなさい。

私もお義母さんのように愛溢れる女性になれるようこれから精進しますので、末永くよろしくお願いします。

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ABOUT US
近池理早
◾️神奈川県葉山町に住んでいます!(奈良県出身) ◾️かぞくデザイン研究室主宰、助産師、看護師、保健師 ◾️ビジョン: 全てのお母さんが1人の女性として、わたしがわたしであり続けられる世界にする。 ◾️ミッション: 自分の心と言動が一致し、自分に正直に、人生を楽しみきる人を増やす。 ◾️わたしが出来ること: ・1人1人が生きてきたストーリーの言語化をサポートする ・物語の共有ができる安心安全な場を作る ・対話と承認が出来るナラティヴケアの環境を整える ◾️現在 2023年11月生まれの娘を、多様な価値観の中で子育てするべく自宅の一階を一般開放しています。かぞくデザイン研究室と名付けて日々実証実験中! 旧姓やまだ家では、家族関係に30年悩み戦ってきました! それでも家族を諦めずに向き合い続け、乗り越えてきた物語を様々な形でオープンにしています。わたしの経験は、きっと誰かの希望の光になると信じて。 ◾️やりたい企画 かぞくを考えるキッカケをつくる、やまだ家展 かぞくの選択肢を広げる、かぞく図鑑 家族を通して自分を見つめ直す、かぞくデザイン講座 かぞくを語り合える仲間に出会う、かぞくデザイン対話会 さらに自分を生きるための、かぞくデザイン個人セッション