お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

息子の母として、改めて思うこと

DSC_0932

「自閉症スペクトラム」という発達障害がある小4の息子。

実は、昨年受けた発達検査で「境界知能」という結果が出て、知的障害とまではいかないけど少しその傾向が出始めていると言われました。

勉強はそれなりに出来ていたし、何事も調べるのが大好きで雑学も豊富だし、放課後デイの無い日は学校から学年下校でちゃんと家まで帰って来られてた息子が突然、境界知能と言われて正直ショックでした。

お世話になっていた心理士さんから、あくまで数値上だし、検査当日のコンディションや色んな状況が重なったかもしれないしあまり深く考えなくて大丈夫、と声をかけてもらったけど、「境界知能」というワードは私の心に重くのしかかりました。

切迫流産と切迫早産を乗り越えて、予定日より2週間早く産まれてきたせっかちな息子。

体の発達は極めて順調でした。

首が座るのも、ハイハイも、お座りも、おしゃべりも歩き始めも、だいたい一般的な時期。

それが、1歳半健診で発達障害グレーゾーンが疑われ事態は一変。その3年後には正式に診断が下りて発達障害が確定。

これまで何度も泣いて、悩んで、周りに迷惑かけて頭を下げて、その度に落ち込んで不安になって。

これがいつまで続くか分からないし、もしかしたら一生かもしれない。いつ楽になるかなんて正直見当もつかない。そう覚悟してがむしゃらに息子を育ててきました。

そんな中で突きつけられた「境界知能」という検査結果。あれから1年経ちましたが、できる事が格段に増えた一方で、やはり発達特性は一段と強くなっているように思います。一般的な同学年の子と比べて、精神的にも幼さを感じずにいられない場面も増えてきました。

以前と比べて頻度は減ったけど、まだまだ荒れる様子も見られるし、こだわりが強く指示が通らない、衝動が抑えられず勝手に動いてしまうのもだんだん日常茶飯事になってきて。

それを踏まえて、検査結果はあながち間違ってはいなかったのかな…と、最近になって思うようになりました。

心や体が成長していく一方、息子が持っている障害は特性が一概とは言えないものなので、その時その時で対応方法は変わってきます。まさにそれが難しいところだなぁと痛感しているところです。

少しでも社会に適応していくためにちゃんと見守って、サポートしてあげないといけないなぁと改めて感じるし、彼を育てていく上では気力と体力が倍くらい必要なので、私も心身ともに健康でいなくちゃと思っています。

今日も明日も明後日も、大好きな音楽を聴いて、美味しいコーヒーを飲んで、適度に自分を甘やかして。

私なりのお母さん業、いっちょ頑張りますか!!

2件のコメント

浅井さん

涙を流しただけ、母になる。

でもね、もう泣かなくてもいいよ。涙が枯れちゃうよ。

私は、専門家ではないけど、そもそも、
人類がこの世界に「ヒト」となったのは、200万くらい前みたいだけど、
いろんな意味で、人間は、進化したり、退化しながら、今がある。

人間は、これから考える脳が小さくなるかもよ。
だって、AIがどんどん入ってくるから。

そう思うと、人間をつくった人って、スゴイなぁと思います。

「自閉症スペクトラム」とか、「境界知能」とか、
ここ数年の中で、人間がつくった言葉で、誰を基準にしているんだろうって思うよ。

今の社会のしくみだって、人間が、自分たちに都合良くつくっただけ。
それも、大人の都合、ビジネスの都合・・・

それに合わせないと、生きていけないのかな?
いや、人間がつくったしくみなんて、何かあれば、一気になくなる。

ほら、コロナで働き方だって変わった。

だったらこれからは、一人ひとりが生きやすい社会を、自らつくる時代だと思うよ。

どうしても、私たち、常識に囚われがちだけど、何が常識かもわからない時代です。

だから、大事なことは、わが子が、笑顔でいられるか。わが子の笑顔を守れるか。

そんなことしたら、食べていけない・・・・と声が聞こえそう。

そしたら、畑で野菜をつくる。魚を釣って、鶏に卵を産んでもらって・・・

あ~、私、どれもできそうにないけど、

母なる人は、わが子のためなら、えんやこら。

これから、何が起きるか、わからない時代だから、母にはどんなときも、負けない勇気が必要。

そうそう、だから浅井さん!

好きな音楽聞いて、おいしいもの食べて、おいしい珈琲を自分のためていれて

わが子の未来を考えましょ。

社会のしくみに合う人間なんて、たかが知れています。

子どもたちは、もっと偉大だと思うよ。

それを、お母さん大学で一緒に学んでいきましょ。

お母さん業、バンザイ!

藤本さん、ありがとうございます!!
今までもう枯れるくらい泣きまくりましたが、コメント読んでまたオイオイ泣きまして…←枯れたんじゃないのか!?笑

近年になって、発達障害がかなり世の中に浸透してきましたが…私が子供の頃は、発達障害を抱える人はいたのかもしれないけど、現在みたいにメディアで大々的に取り上げられたりもなかったし、放課後等デイサービスという言葉も聞かなかったように思います。

発達検査を行った上で、特性を持っている本人または周りで支えている人が、何かしら生きづらさを抱えて日常生活に支障をきたしている、というのが発達障害の診断基準になると聞いたことがあります。

息子はやはりものすごく育てにくいですし、育児書通りの子育てでは通じない事ばかりです。

でも、大切な我が子の将来を案じて不安になるよりも
子供のために何が出来るか、息子が不安に思っている事や悩んでいることをちゃんと受け止めてあげることが大切なんじゃかいなと思います。

そう思いながら、今日も大好きな音楽を聴いて、おいしいもの食べて、いつもよりちょっといいコーヒー飲んで過ごしてます(*^^*)  

コメントを残す

ABOUT US
浅井絵理奈
小4の男の子、小1の女の子を育てています。 バリバリのワーキングママだった生活から一変、3年半ぶりに専業主婦に戻ったタイミングでちょうどご縁があってお母さん大学に出会いました。 愛知県岡崎市在住です。 よろしくお願いいたします。