お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

大切な事の気付き

前回の投稿からのつづき。

大切な人の教え

私は先月、以前から予定していた入院をした。

家からは遠く離れた病院。

子ども達には、研修に行くと嘘をついた。

賛否両論あった。自分の中でも葛藤があった。でも、私を心配することで、子ども達がそれぞれの日常を心から楽しめなくなると嫌だと考えて、伝えない選択をした。

最終的に、次男にだけは、入院当日に本当のことを話した。

他の子には内緒だけど、この家でいちばん年上のお兄ちゃんだから伝えておくと前置きをして。

お兄ちゃんという言葉を私は使わないように子育てをしてきたはずなのに…。

変なプレッシャーをかけてしまったかな?と心配になった。でも、彼は通常営業のように見えた。

そして、いろんな人に支えられていることを再認識することになる。

看護師さん。

様々な患者さんがいる中で、昼夜問わず誰にでも変わらず優しく接する姿に、感動した。どうしてそこまで人のために頑張れるのかそうも思った。そした、次女もそんな看護師さんになって欲しいと強く思った。

遠く離れた家族。

たくさん心配を掛けた。そして沢山励ましてもらった。

夫。

私不在の時、たくさん頑張ってくれた。そして、退院後、夫婦間で会話が多くなったし、お互いを思いやる気持ちを表に出すようになった。

子ども達。

帰宅して本当のことを話すと、三者三様の反応。

長女は相変わらず淡々とし、表だった変化もなし。

末っ子は、満面の笑みで両手を広げてやってやってきたが、私の告白にやはりすごく心配した。

次女は、「なんで言ってくれなかったの?私にだって心配する権利がある!」。そう言って怒った。

そしてわたしの傍からいっとき離れなかった。

長男には電話で伝えたが、電話を切った後にすぐにLINEがきて

「涙が出そうになった。自分でも意外な反応」。と。

そして「孫の顔見るまで頑張らんとな!」。ときた。

日常を取り戻した今、しっかり歩いて、太陽も風も緑も感じることが、この上なく尊いことを知る。

家事も仕事も普通にできることが、当たり前じゃないことを知る。 

みんなの笑顔を見れることが、どんだけ幸せなことかを知る。

たくさんの人に助けられ、たくさんの人に支えられて生きていることを再確認した。

ピンチの時に食べてねって、10年に一度しか授与されない川崎大師の赤札を買ってきてくれたママ友。

勇気づけてくれた親友。

お花を自宅に届けてくれた先輩。

ありがとうの5文字、たったの5文字だがしっかりと重みを知る。

そして感謝の言葉を伝えることを

後回しせず

素直に言えるようになった。

8件のコメント

大変だったんだ…
どうしたんだろう。。と、宿題も記事のコメントにもいない、まきさんを心配してました。
5人の反応が、それぞれでしたが、私も次女ちゃんと同じように怒るかも。というか、怒ったことがありました。
まだまだ一緒にお母さんを楽しみたいから!
ゆっくり元気になって!
またアジトで会いましょーう♡

岸さん

ありがとう。
記事を読んでびっくりしたと、すぐにLINEを送ってくれた岸さん。
優しい言葉の数々にわたしはお母さん大学生でよかったとつくづく思いました。それで繋がったのだから。お母さん大学で知り合ったかけがえのない人たちが沢山いることに感謝です。
大事なことをまた気付かされました。

まきさん色々心も身体も忙しかったんですね!おかえりなさい!!
三者三様だから、たくさん心に響くものがあるし、考えさせられるなって思いました。

その赤札とても気になりました。
生きてるからこの赤札の存在知りました!
うちのお寺も120年に1度咲くと言われてる竹の花が咲きました。

竹林さん

ありがとう。
色々ありましたが、今はすっかり落ち着いています!  
子育てもそうですが、子ども達、それぞれ違う!それがまた醍醐味ですね。

120年に一度の竹の花、すごく気になります!見てみたいです!

田端さん大変だったんですね、、もうお元気になられましたか!?
母の気持ちも子の気持ちも分かります涙。
お子さん達もお母さんの偉大さを、尊さをそれぞれ感じたんでしょうか。

私の母も乳癌を患った時、先の見通しが経ってから連絡をくれました。心配しかできないから、そうしたんだろうなと、母ゴコロを感じていました。

田端さん、元気でいてくださいね!!!

菅野さん

ありがとうございます。
変わらぬ日常を取り戻しています。子どもたちも笑

離れて暮らすお母さん、娘には心配かけたくないと思う気持ち、痛いほどわかります。
お互い元気でいよーね。

子どもたちの反応。全然違いますが、それぞれですが、きっとみんな怖かったと思います。突然やってくる出来事。自分も含めてですが、お母さんは永遠にいるものだと思っていますよね。
きっとちょびっとだけ、やさしくなったのでは!?w
田端さんが働き者なので、心配です。お願いです、ダラダラ怠けてください。(…と言いつつ、先輩を頼ってしまう私がいます)

植地さん

体が資本だと、痛感しました。
日常を取り戻てからは、欲張り母さんが発動!
7/30に向けて、フルパワーで行きますよー!
あんまり時間がないですけど〜(^^;;
よろしくお願いします。

コメントを残す

ABOUT US
田端真紀
社会人の長男を筆頭に大学生の二男と長女、看護学生の二女、高校生の三男の5人のワーキングマザーです。長男が自立して6人で横浜に住んでいます。北九州市出身。MJプロ。母フラ、母レレ、母ドラメンバー。みそまるマスター。