お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

…かもしれない?!

ある日の幼稚園帰り
門から出てくるやいなや

「りんご買って!お水をあげたら家になるかもしれないんだよ!」の一言。

大人気絵本『りんごかもしれない』を園で読み
沢山繰り広げられる「かもしれない」の中で
「おおきないえに なるのかもしれない」
のページに何故かハマったご様子の5歳。

りんご、食べないくせに(「アブダビのは酸っぱい」とご主張)。
手に入れたらさっそく虫眼鏡のおもちゃで
「ちいさなうちゅうじん」がいないか確認。

小さな虫眼鏡で観察中

「絵本の中の話だからねえ、どうかなぁ」とやわらかく濁しても
「お水をあげたら おうちになるって!」とキラキラのまなざし。

「いや、腐ると思うんだよね」とあっさり現実を伝えるママにも
「腐らないって!3ヶ月待つんだって!」と
譲らない。

あれ?これは結構本気モードなのだろうか?
子供らしい、夢のある言動なのだが
「なぜこの絵本だけ?」の疑問がちらり。

これまで何十冊と絵本を読んできたけれど、
卵に閉じ込めた秘密をたまごやきが話し始めても、
カレーライスが食べられる前に逃げ出しても、
最初からそれはファンタジーだと分かっている様子だった。

今回は随分と信じ込んでいる様子なのは
もしかして果物や植物が種から育って実る姿を見せてこなかったからかもしれない?

幼稚園で育てようとしたラディッシュはアブダビの暑さに勝てなかった笑
いや、アブダビのせいではない。
日本にいても、家庭菜園に力を入れられる母ではないのだ。

興味の矛先が鉄道や大相撲のせいか
わりと現実思考な息子の意外な一面を
面白く思ったり、やや不安に思ったり。

いや、でもでも
もしかしてリンゴは食べ物としか思えないのは
ママの硬いアタマのせいかもしれない

もしかしたらもしかしたら
水をかけられた挙句、部屋の隅に放置されたリンゴが
なにかを生み出すかもしれない?!

で、いつ食べようか?

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杉本 蘭
2019年、30歳で息子を出産。 京都出身。横浜→東京暮らしを経て、 現在は夫の駐在に帯同しUAEにて子育てライフ満喫中です。