お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

不登校息子 急成長中

絶賛不登校息子(中3)、急成長中。

中1の入学式以降、学校に行けなくなった息子さん。長い間、勉強より、家で自分を模索する時間が続いた。

その頃の彼の葛藤の様子はコチラ

充実ってなんだろう

でも、3年生になってからスイッチが入ったのか。
「大学に行きたいから、そのためにまず高校に行きたい」と自分で計画を立てて、スタディサプリを使いながら家で勉強をするようになった。

中1の学習はいつまでに、中2の学習はいついつまでに終えると寝る時間まで計画をたててやっている。

もちろんその通りにいかないこともあるけれど、自分で考え挑戦する姿は頼もしく、少し明るく抜けた彼の笑顔を見るのは、親としてとってもうれしい。

勉強をしはじめて自信がついてきたからか、
ある日、仲の良い友達が訪ねてきてくれたのをキッカケに教室にも自然と入れるようになった。

靴箱にすら行けなかった、自信がないと嘆いていた中1の頃が嘘のようだ。

夏休みに入る前の1週間は、朝、迎えに来てくれた友達と一緒に登校して授業を受け、
お昼に一度「疲れた~」と帰ってきて、
お昼ご飯を食べ、また学校へ行ったり、そのまま家で勉強したりしていた。

「学校は楽しい。けれど、学校に行ってたら自分の勉強が進まない。内申も気になるから、学校には行かないといけないんだけれど・・・」と新たな葛藤中の彼。

「なんで大学に行きたいの?」と聞くと、
「勉強がしたいから」と言う彼。

勉強することの楽しさがわかったと言う。
数学が面白い。数学をとことんやっていきたいそうだ。

「でも、数学しかできない」と言う。

そんな彼にわたしは「数学ができるってスゴイ」と伝える。

けれど、「数学だけでは高校に行けない」と言う彼に、はっきりと大丈夫だよ!と答えてあげられるだけの術を持ち合わせていないのがもどかしい。

どうか、彼らしい道に出会えますように。進めますように。

今、私にできることは話を聞くことと情報収集、そして祈ること。

 

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ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
お母さん大学福岡(ちっご)支局長/元お母さん業界新聞ちっご版編集長。長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いマザージャーナリストに。ペンを持ったことで視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じる。久留米で活動をスタートして13年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(中3、小6、小2)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ