重い腰が…「うれしい　たのしい　すっきり！！」へ

大掃除！なんとも気だるい雰囲気の三文字に感じるのは、きっと私だけじゃないはず。去年の今ごろは息子の中学受験直前期の母で、大掃除や片付けはものの見事にすっ飛ばした私・・・

12月号の宿題で大掃除について聞かれた時に、「誰かと励まし合いながらやったらできるかも！」という他力本願な回答しかできませんでした。そして実際に仲間が欲しくてうずうずし、

レッツ！大掃除部という絶妙にダサい名前でグループLINEを発足したこの１ヶ月。(現在部員15名)

一つわかったことがあります。

掃除や片付けは心に効く！！

そもそも子育てと家事をしていて、ましてや子どもが小さくてお世話が必要とか、仕事でいまピークで忙しいとか、みんな色々ありますよね。お母さん、1人何役もこなして日常をまわしていることが既に花丸だし、掃除や片付けが後回しでも生きていけます！←言い切っちゃった（笑）

でもね、少しずつその後回しにしていたことに手と目をかけ始めたら、大切な家や家族のこと、自分の思いに気づいて、家での時間がちょぴっとだけゆっくりまわり始める気がするんです。今日はそんなズボラ母が、やっと大掃除に向き合った話を書こうと思います。

幸せは玄関から・・・そして涙。

グループ結成当初、まずは玄関から！ということで、仲間に宣言をしてから、下駄箱と玄関の片付け＆掃除をしました。下駄箱の中は扉を閉めているし、こんな有様でした。

サイズアウトした子どもの靴を出し、台を磨き、靴を入れ直した時のこと。

できたー！って思った次の瞬間、胸のあたりがじわーっときて、涙が出てきました。

もう小さい子の靴がない。大人の下駄箱みたい。

何だろう。この寂しさ。私は小さい子どもを感じていたくて手をつけなかったのかな、と思ったくらい。でも、毎日過ごす家をいまにするって、きっと大切なこと。小さい靴を履いて一緒に公園に行ってたあの時にもありがとう。暮らしのスタイルが変わったいまも、ようこそ。心は静かになって、あったかい気持ちでクリスマスの飾りを飾りました。

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楽しい！で止める。キッチンや窓、お風呂で拭く活＝福活を

見て見ぬふりをしていた汚れ。あることあること！ちょうど、「拭く活＝福活」という言葉を知って、仲間にシェア。全部、一気にやろうと思うと、重い腰が…となるので、1日一つでも「福活」。窓にキッチン、お風呂やトイレ、洗面台の水回り、床やカウンターをちょこっとずつ拭き始めました。吉村優さんオススメの「水の劇落ちくん」をはじめ、「これがいいよ！効くよ！」とオススメ品もシェアし合いながら。ここら辺も、お母さんの強いところでした✨

ポイントは、楽しい！で止める。だって大事なのは掃除だけじゃないし。なんで私だけが…が出てきたら良いこと一つもないから。

できない時は、仲間のすっきり！がバトンのように。

できない日ももちろんありました。でも、グループLINEで「今日はここを磨いたよ！」という報告が入ると、とっても嬉しくて、スッキリした空気感までが伝わってきて、よし、私もまたやろうって気持ちにさせてくれました。

手を動かし、気付きます。こんなに溜め込んだんだなぁ。ごめん…。きれいになるごとに、まるで自分の心のモヤも取れるような気分になりました。

こんな風に楽しんで掃除したのは初めて！大掃除を全部終わらせなくても、こうやって少しずつやっていけば良いんだ。

家って、戻ってくる場所。始まる場所。くつろぐ場所。

家族。わが家。良い時もどん底な気持ちの時も全部、おうちが受け止めてくれていたんだと思います。良い空気がめぐっていくように。どんな暮らしにしたい？そうやって問いかけて、心地よさを贈ってあげることが掃除や片付けなんだと、この歳にして改めて実感。

ドリカムの名曲じゃないけど…タイトル変えちゃうけど…言うならば、

うれしい！たのしい！すっきり！

です♪

そしてこんな風に思えているのも、楽しめたのも、参加してくれたみなさんのおかげ。一緒に励まし合えたこと、ありがとうございます。LINEグループは残すつもりでいるので、年末大掃除と決めつけず、できた時にポツポツとシェアし合えたらな。

「レッツ！オー♪掃除部」ってことで（笑）今後も仲間大歓迎です！