長男が帰省して思ったこと

社会人になってから下の子達にお年玉をあげている長男。今年もチンチロでお年玉争奪ゲーム。年始から大盛り上がりのわが家。

長女が1番大金をゲット。お年玉はPayPayで。

やっぱり、長男がいるときょうだいがまとまるし、次男もリビングにいる時間がいつもより多くて、私も嬉しい。

そして大晦日は毎年出前を頼んでいるお寿司屋さんがある。今年はのんびりしちゃって前日に注文の電話をすると、もうお受けできませんと言われてガッカリしていた時、

「いいじゃん、手巻き寿司にしよーよ、俺手巻き寿司の方が好きやで！」

と長男の言葉で救われた年末。

今年は受験生がいないし、毎年恒例の荏柄神社ではなく、鶴岡八幡宮に初詣に行こうと言い出した夫。早めにお参りをして箱根駅伝をゆっくり見たいという夫の目論見だったが、お参りの後、家でお餅を食べて朝からお酒を飲んでゴロゴロ過ごす至福のお正月。

あっという間に長男をお見送りの日となり、空港へ向かう車内でのこと。ハンドクリームを塗りたくられた私の手に長男が横から手を伸ばし「おばあちゃんみたいな手になっちゃったね、もう5⚫︎さい？」と言ってきた。

「まだそんなにいってないよー笑。でも老人斑点もあるし、いやだね〜」。と漏らす私。私の母親も同じようなこと言っていたなぁと思い出した。

ドラッグストアでエイジングハンドクリームを探したのは言うまでもない。

「俺ももう26だもんなー1年なんてあっという間だよ」。

『大人になると1年があっという間に過ぎるのはトキメキがなくなったから〜』とチコちゃんの声が鳴り響く中『あなたの歳にはもう私はお母さんだったよ』と私の心の声は口にしなかった。

だけどいつか、あなたにも大好きな人ができて、ずっと一緒にいたいと思える恋愛をして、相手も同じようにそう思ってくれて、そしてお互いを誰よりも大切におもえる、そんな運命の人と巡り合って欲しいな。