昨日、担任の先生から連絡があり「明日は生活発表会のリハーサルがあるので、学校に出してください」と促された。行き渋りが続いている小1の美緒も、仕方ないか。という顔をして「リハーサルが終わったら迎えにきて」と話した。
今朝、おはよう。朝だよ。と私が声をかけると、やっぱり布団から出てこない。顔を覗き込むと泣いている。
やっぱり行かせない方が良いんじゃないか。
いやいや、今日がきっかけになるかもしれない。
1人で自問自答しながら、美緒を着替えさせて、バナナをかじらせて、車に乗せたは良いが、
「行かないよ。先生に行かないって言ってきて。車で待ってるから」と言う。
ただの怠けではないこともわかっている。学校がきついと私に話してくれる。それなのに先生から「連れて来て」とちょっと言われたことで、美緒の気持ちに寄り添うと決めた心がグラグラする。
結局学校に着くと、先生が泣いている美緒の手を引いて、連れて行ってしまった。美緒はママーと泣いてこっちを見ているけど、こんな時は素早く消えた方がいい。ささっと学校を出た。
無理矢理連れて行った自分や、決心が決まらない自分が情けなくなる。家に帰れば、インフルエンザのパパと隼人がいる。帰りたくない。1人にしばらくなりたくて、スーパーの駐車場でボーっとしていた。
早く帰って隼人に薬を飲ませなきゃ。となんとかかんとか帰宅。久々に美緒がいない家は、暴れん坊の隼人がいるのになぜか静か。私はふと思った。
「今日離れてみてよかった。ずっと一緒にいるから、美緒の不安に巻き込まれていたかも。いや、私の不安が伝わっていたかも。」と少しだけ自分が冷静になれた気がした。
昼過ぎに美緒をお迎えに行くと、仲良しの男の子と靴箱から出てきて、手を振るとニコニコで駆け寄ってきた。その笑顔にホッとする。
車に乗せると、今日楽しかったこと、ヘルプカードは先生に見せれなかったことなどを話してくれた。一つ、びっくりしたことを言っていたのでご紹介。
「中休みはね、みんな外に行くの。先生もいないんだよ。だから私、ラッキーと思って、静かにお絵描きしたり、歌も歌ってたよ。誰もいないと楽しいの」
おそらく過敏さを持つ美緒は、自分で自分を整える方法を選択していた。親の欲目かもしれないけど、まだ7歳なのに、自分が生きやすいように、人に流されず過ごすことができる。そんな娘に、なんだか感動した。
ひとしきり話した美緒は、疲れた。と言って寝てしまった。一日頑張った美緒に拍手。ちなみに明日は学校に行くそうだ。家でエネルギーをチャージして、一日一日を乗り越えていけますように。
美緒ちゃんも、里美さんも、お疲れ様!
うちの子が行きしぶりになったときを思い出した。
同じように悩んで苦しんで葛藤してた。
思い出させてくれて、ありがとう。
何が正解かはわからないけど。悩むことは無駄じゃないってことは確か。
でも、一人で悩むのはダメだから、また記事書いてね。
一人じゃないからねー!
安達さん
ほんとに何が正解かわからず、今はフルマラソンを走っている感覚です( ;∀;)しかし、美緒の背中を見失わないよう、しっかり伴走していきます。ここに投稿すると、みんな付いてるって気持ちになります!書き続けていきますね。また火曜日に伺います。
さとみ