お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

もう辞め時かな…子どもたちの成長に切ない鬼ゴコロ。

毎年恒例、わが家が熱量高めにやっている節分。豆まき。さて今年はどうなるか?!

昨年から小学生三人の子どもたちがミニバスをはじめ、毎週末はバスケ三昧。

お疲れモードの週末で、忘れ去られていた節分。

一日遅れで、「あれ、豆まきは?今年鬼さんきてないよね?!」とつぶやく小1息子と、小3次女。

さてどうするか。

 

仕事に出発した鬼さん(夫)に連絡をいれると、「え~やる?もう盛り上がらないでしょう」と、例年になくやる気ゼロの返事が。

「とりあえず早めに帰るようにがんばる」と約束。

 

さて夜になり…、

「パパやる気ある~?ちゃんとやってくれるよね?」とパパの存在を気にしつつも、緊張感のない子どもたち。

小6の長女に至っては、「友達と電話する約束してるから、早めにやっちゃってくれない?」と、まぁ何ともドライな言葉も。

 

すぐさま鬼さんに連絡。

「こちら、かなりシラけている状況です。どうしますか?」と入れると、

「う~ん…もう今年で最後だ。ママも鬼ね」と、二人で登場する作戦に急遽、変更!

 

静かに帰宅した夫と連携プレー。コソコソと着替えて準備万端。

昨年バージョンアップ目的に購入した、二種類の鬼コスプレが役に立つときがきた。

 

お決まりのBGMが流れると、私がいないことに気づいた子どもたちが、リビングから、

「ママ~!!鬼きたよ!ビデオ撮らなくていいの??」と大きな声で叫んでいる。

 

いよいよ登場。

「わぁ~~ママもいる~!!」とすぐに気づき、ニヤニヤと豆まき開始。

それはそれは毎年豪快にまかれる豆たち。

あ~そっち方面まではやめてくれ~と心で願い、豆の被害が最小限で済むよう、自分の立ち位置を冷静に考える赤鬼(私)とは裏腹に、リビング中逃げまわる青鬼(夫)。

 

もう誰も怖がって泣いてくれない。

抱っこして連れ去ろうとしても、重たすぎて抱き上げられない。

去年までは半べそかいてくれていた末息子も、ニヤニヤと「そのお面貸してよ~」と余裕しゃくしゃくで話しかけてくる。

 

「もう泣く子はいなくなったから、もう来ない!これが最後だ。さらば~」と退散しようとすると、

「えっなんで!?そんなの聞いてない。もう来ないの?…そんなの嫌だ~~~」と、いきなりワンワン泣き出した小3次女。

そんな姿を見て、「鬼さんそんなこと言わないで、ごめんなさい。来年もきて!お願い!来年はちゃんと泣くから」と謎の交渉をする小1息子。

そんなやりとりをニヤニヤと静かに、大好きな福豆を食べ続ける小6長女。

 

とりあえずと、みんなで集合写真を撮って無事終了。

 

退散して、夫とまた二人で着替えている最中、

「みんな、大きくなっちゃってさみしいね。泣いてくれる時期は楽しかったな~もう味わえないんだね」と寂しく私がつぶやくと、

「成長したからこそ、違った楽しみがあるじゃん」

とサラッといいこと言う青鬼さん。

↑貴重な鬼のラブラブツーショット。by子どもたち

 

そうねそうね、まだまだ続く私たちの子育て。それぞれが成長し、違ったフェーズになったけれど、これから先も楽しい景色が広がってるはずだ。

っと前向きに捉えながら、こうして毎年恒例の節分記事を書き残そうとペンをもつ。

 

でもやっぱり、昔の節分、子どもたちの様子が愛おしいな~。

今年は鬼対決!!赤鬼VS青鬼

鬼さん、かかってこいやっ!

節分