お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

息子の優しい気持ちに寄り添う

子どもたちと公園で遊んでいたら、走り回っていた2歳くらいの子が転んでしまった。

それを見た息子はすぐに駆け寄り、「大丈夫!?」と声をかけた。

転んだ子を起こし、汚れたズボンを払ってあげていると、

その子のお母さんと思われる女性がゆっくり近づいてきた。

でも、女性は無言のまま、まるで奪うようにその子を抱き上げて行ってしまった。

少しの間ぽかんとしていた息子は、

「ぼく、悪いことしたかな」

と、寂しそうに笑いながら私と娘のところへ戻ってきた。

私は息子に伝えた。

「優しい行動ができたね。あの子もきっと嬉しかったよ。」

「お母さんはびっくりして、 ‘ありがとう’ って言うのを忘れちゃったのかもね。」

そう話すと、息子は少し安心したように笑った。

もし私が転んだ子に駆け寄っていたら、

「ケガがなくて良かった」で終わったかもしれない。

でも、息子の立場で考えると、

「小さい子を助けたら、大人に怒られた」と感じてしまう可能性だってある。

私たちは気持ちをノートに書き出して整理する術を知っているけれど、

それがまだうまくできない子どもにとっては、

こうした経験が “悲しい記憶” になってしまうこともある。

だから私は「子どもが毎日書きたくなる日記帳」を作りたい。

子どもたちが自分の気持ちを大切にできるように。

私たち親も、子どもの心に寄り添えるように。

今日の出来事が、改めてその理由を思い出させてくれました。

1件のコメント

子どもが転んでびっくりして、自分の子どもしか見えなかったのですね。

でも、お天道さまが見ていました。

大好きなお母さんが見ていました。

そして、2歳の子も、お兄ちゃんが助けてくれたと、わかっています。

そして、記事を読んだみんなが、やさしい子だなぁとわかりました。

そして、お母さんは、とっても素敵な企画を見つけました。

「子どもが毎日書きたくなる日記帳」・・・

なんか、いい日でしたね。

コメントを残す