お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

続いて、学校改革についてのニュースです!

週末の朝ごはんに

「立憲民主党は新予算案をめぐり、党が掲げる給食費の無償化やガソリン価格の引き下げになどに振り分ける3兆8000億円規模の修正案を出しました」

というニュースが流れてきた。

それを聞いた小4の娘。

「3兆!?えー私だったらねー。まず3兆あったらお金をピラミッドにして、それからお父さんが欲しがっていた車を買って、お母さんが行きたがってる海外旅行連れてってあげて、お兄ちゃんには体を鍛える部屋を作ってあげて〜」なんて言ってたところから(両親欲深い感じじゃない。笑)、

「あ!やっぱ全部やめた!!3兆円あったら、私が校長先生になって、学校のルールを変える!」

とな!学校買っちゃったんかい。すごいな。

それでどんな学校にしたいの?突撃インタビューしてみた。

「かすみ校長先生!新しいルールをどうぞ!」

「まず髪の毛は垂らしてもOK、好きなヘアゴムOKにするでしょー」

うんうん。それから娘は思いつくままに、ルール改定と理想の学校について列挙してくれた。

・えんぴつはキャラものOK ・いじめをしたら許さない ・授業は最高でも5時間。普通は4時間。給食食べてバイバイ  ・校庭をもっと広くして、放課後自由に遊んでいい場所にする ・宿題なし・いつでも親が来てもいい(見てほしいらしい)

・1日1時間だけ、出席番号順に好きな授業ができる。(私だったら工作、絵を描く、鬼ごっこ!)

・休み時間は30分

・給食にきのこなし!

・表彰式なし!(いいなぁって思う子もいるから、こっそり渡す)

・とにかく面白い授業にする。問題解くだけの授業なし

 

ん??給食にきのこなし!とか、だんだんよくわからなくなってきたけど(笑)、3兆円という想像もつかないような額の話から、どうやったらもっと学校が楽しくなるかについて、ポンポンとアイディアが浮かんでいた。

「掃除の時間は?」と聞くと、「掃除の時間はあり。やらなかったら、ホコリとかいっぱいで不衛生になって、勉強する時集中しづらいでしょ」と、それは自分たちですることという意識があるみたい。

「なるほど!じゃあ、自分の部屋はもっとそうだね。暮らしてる場所なんだから、自分できれいにしないとね!」というと、

それについては・・・味噌汁を飲みながら、ふふん、とごまかしつつ・・・

「あ!あとね。先生もしっかり休むこと。子どもばっかりいいことして、先生が疲れてたんじゃイヤでしょ」

すごい!お母さん気づいたけど、随所にやさしさがある。学校は好きな娘。でも自分たちだけが楽しいんじゃなくて、そこにいるみんなにとっての心地よさを考えてる感じが伝わってきたよ。

以前、お母さん大学でもオンラインでこども会議をやっていた時は、ポンポン発言する兄の後ろに隠れていたけど、いろいろ出てきたね。

やっぱり子どもが過ごす場所は子どもに聞くのが一番いいねぇ。

 

子どもにインタビューはこれだからやめられない。今日のニュースも聞き応えありました!ありがとうございました。

*アイキャッチは、美術館に行った時に実際に作家さんの世界観を体験するシートに描きこむ姿。

4件のコメント

まず、娘さんの美しさに感動しました。

美術館で素敵な時間を過ごしているときの顔ですね。

そして、未来の学校づくり。

羽仁もとこさんが、喜んでいるかも。

自分たちが楽しめる学校、夢じゃないと思うよ。

ありがとうございます。
娘に頂いたコメントを見せたら、はにかんでいました!
絵を描くのが大好きな娘は、美術館で過ごす時も私とは違う視点で絵画鑑賞していて、
素敵だなぁって思います。

感性豊かな子どもたちが過ごす場所ですから、
自分たちが楽しめる学校が残っていくんじゃないかなって思います。
夢じゃないかもしれませんね。願ってます。そうじゃないと!

かすみ校長先生へ

素敵な素敵な学校!いいなぁ、私もおんなじ気持ち。先生も生徒も優しくいるためには、無理せずゆったりな空間がいいよね。うんうん。っておばちゃんうなずきながら見ました^_^

さとみさん

ありがとうございます!
校長先生に伝えました♡いいね!って言ってくれた人がいるよーって(^^)
いまの学校のシステムのきゅうくつなところ、感じるところありますもんね。
ゆったり空間がいいですね。

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ABOUT US
山﨑恵
肝っ玉母ちゃんに憧れる繊細母ちゃん。アメリカで子育てをスタートさせるも、第二子出産後に産後うつになる。あの頃の自分にも、いま同じ思いをしている お母さんにも言ってあげたい。「いろいろあるけど、それでも大丈夫だよ」って。数年前、夫の実家の横須賀にあるカフェでお母さん業界新聞を手にとる。 配ってくれた人がいて、ここにたどり着いたご縁に感謝! このままの「お母さんであるわたし」でペンを持ち、人と社会とつながりたい。いまは地元埼玉県川口市で子育て・自分育ての根っこを下ろし中。 最近はまっているお灸でぽかぽかするのが至福の時。子ども/小6男、小3女