お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

思春期の子を見ていて

気づいたこと

人は、光の当て方で色が変わるガラス玉

不安や未知のことがあると、人は無意識に物事をカテゴライズして、分かりやすくしようとします。私の子育てにおいても、最初はどうしても「自分の親もこうしたから、こうあるべきだ」とか、「これが正解だ」と思い込むことが多かったし、つい最近までも、3姉妹それぞれ、長女はこんな人、次女・三女はこんな子と分別していました。自分自身のことも私は変な人と分けていました。(これは合ってる?こらっ)

でも、こないだガラス玉を何気なく空に掲げた時、いろんな色に変わるのを見て、あーそうか、最初は一つの形を持っているように見えても、光の当たり方で変化するこのガラス玉のように、人も光の当て方で色が変わっていいかもしれない。むしろ、光に合わせて変わっていくものかもしれない。と。。思いました。

自分自身が、子どもが、そしてその時々の状況が、すべて影響を与え合って、どんどん変化していく。その柔軟さこそが面白いわけで、その変化はガラス玉のようにとても美しい。

今、まさに思春期を迎えた時娘たち。その変化や成長に対して不安や抵抗を感じることもあります。私自身も老いという変化を受け入れがたいことがあります。が、私たちは、ガラス玉なんだと。ガラス玉のように、変化し続ける存在なんだと受け入れることができれば、もっと自由に優しく生きられる気がしたのです。

変化を恐れずに、流れに身を任せていけたら、もっと素敵な自分たちを見つけられるかもしれない。

願わくば、子どもたちへ放つ私の光が、どうか、どす黒くありませんように・・・。