お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

弟思いの長男

最近、弟の面倒見が良くなったなと思える長男の一面が特に増えてきた。

次男用にあげたはずのたまごボーロはもれなく長男の手に渡るので、大袋を買って小分けしてあげる手法にたどり着いた母。

最初は我先にと食べまくる長男だが、弟がうまく容器から掴めていないとわかると、容器のフタをお皿代わりにしてひと粒ずつのせてあげているではないか。
(もちろん自分の分をしっかり口に運ぶのは忘れない)

いや〜、感心感心と思っていた数日後、
長男がウイルス性胃腸炎に罹った…

しばらくは食欲がなく、少し落ち着いたタイミングで近所のドラッグストアへ。
ゼリー飲料を持たせておくと他の商品を触らないから、前半戦で好きな味を選ばせる。
長男は迷わずオレンジ味をチョイス。
私が次の売り場へ行こうとすると長男が一言

「次男ちゃんの分は〜?」

!?!!

まだ食べたことのない0歳の弟のためにもゼリーを選ぼうとするその優しさに心打たれた。
ビックリしつつ咄嗟に
「んんっ!?あ、そうだね〜
どれがいいかなぁ?」
と返すと選ばれたのはグレープ味でした。

大人だって体調が悪い時は自分のことで精一杯なのに、3歳にしてここまで思いやりの精神が育っていたとは…
見習わなければと思いつつ、私も感染しないように気を抜けない日々は続くのであった。