三月はこころがざわざわする。
もちろん楽しいこともあったけど
今になってもこころがざわざわするのは
たくさんの反省があるからか。
子どもたちが浪人を経験して
三月に「フレッシャーズ」「学割」「新生活」「卒業旅行」のCMや
街中の晴れやかな空気に触れるたび
子どもも私もズ~ンと現実を思い知った。
今思うと
たぶん子どもたちは隠しても伝わる私のズ~ンを感じて、
ダブルでしんどかっただろうなと思う。
あの頃、こころから笑い飛ばしてあげるたくましい母であったなら
みんながハッピーだったろうなと。
浪人後に入学した大学で大切なパートナーと出会い
お母さんになり、家族をつくった娘を見ると
歩むべき人生のために、必要な一年だったんだろうと思う。
雲の向こうにお月さんを見つけてうれしくなった。
見えないと思っているものも、意外に見えているんだと気づく。
母こそ、空を見上げないと。
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