お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

おしぇわになっておいます

少し前の出来事。

昨年、新聞への記事掲載の件でお母さん業界新聞社編集部からメールが届いたのだが、その文面の冒頭に私はいたく感心した。
それは

「いつもありがとうございます。」
という書き出しだった。

世間一般では「お世話になっております。」が多く用いられ、私が新入社員の時も電話・メールではまずこの文言からと教えられた。
ほぼ全ての宛先にこの文言を使うことに対して、生意気新人時代の私
(今も生意気じゃんというご意見はここでは割愛させていただこう)
は心の中で
「あなたのお世話になった覚えは一度もないし、何なら会ったこともないけどなぁ」と思いながら何気なく使っていた、が
この一文を見てこれだ!!とビビッときた。

我々日本人は感謝にも謝罪にも何かと
「すいません(すみません)」と使いがちで、特に子育て世代はテストに出る並の頻出単語として体に染み付いている人も多いのでは。

言い換えができるものは積極的に「ありがとう」と口にすることで、同じ事柄ひとつ取っても、自身も周囲も受け取り方がいい意味で違ってくるだろうと私は思う。

最近、私の言い回しをそっくりそのまま真似するようになった3歳長男。
電話中、私の会話の後に続いて発する
「おしぇわになっておいます!」
という可愛いフレーズを聞きながら、そんなことを思う日曜の午後であった。

※文頭の写真はこれまた長男の力作シリーズ
救急車が渋滞にハマっているがその後の運命や如何に…!?