高3になった、末っ子。
毎朝起きない。
本当に呆れるほどに。
スマホの目覚ましは毎朝律儀に鳴り続け、決して諦めない。
「起きないんなら、かけないで!」
「うるさい、消して!」
「何時に起きんの?」
「もう7時だよ、1時間も前から起こしてるよ」。
「いい加減起きなよ!」
そう言って毎朝同じことの繰り返しだ。先に出勤したあと、案の定遅刻なんてことも。
でも、ここ最近、サクッと起きることができている。
それはなぜかって!
目覚ましのリピートの合間に、電話のベルが鳴るからだ。
「電話鳴っとーよー」。
寝ぼけ眼でスマホを探して、耳に当てしゃべり始めた。そして、ムクリと起き上がったのだ。
相手は、バスケ部の男友達。
なんと友達からのモーニングコール!
私が起こしても効果ないのに、その効果は絶大なり。
いい友達をもって本当に幸せなやつだ。
でももういい加減、ひとりで起きて欲しいと母の願い、そんな新たな始まりの朝。
いい友だちですね。
きっと、別のところで、その友だちを助けているんだね。
お互い様。
子どもは、ほっといたら育つって、小篠綾子さんは教えてくれたけど、
ほっとくことが、どれだけ大変か。
お母さんも試練ですね。
藤本さん
末っ子というのもあると思います。
甘いんです、末っ子には特に。
家族みんな。
そして、友達からも、そんなキャラみたいです。
しっかり者の友達がたくさんいて、ありがたいです。