お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

行く?行かない?

新学期登校2日目!

家を出るまではスムーズだった!

一年生だけが被る黄色い帽子、

なんだか暑くて被りたくない…

兄に一年生は被って!と強く言われ、スイッチオン!

(1年生がつける交通安全の黄色いランドセルカバーがつけられない次男のランドセル。

帽子は被ろうね!1年生ってわかるからね!と私も事前に伝えていたのを兄はしっかり聞いていた…!)

何かを理由に不安を訴えたかった次男。

ランドセルを置いて1人で行く!と走って行ったり、しゃがんだり。

ママは来ないでー!!!と叫んでみたり。

もう行かない!と家に帰って行った。

この状態だと登校時間内につかないと判断し、学校に連絡。

休めばいいね。と思っていた。

何を話しても怒っているので、

おやつ食べる?と、大好きなおやつをそばにおいて、そっと1人にした。

 

しばらくするとリビングにやってきて、遊び始めた。

学校のチャイムの音が聞こえてきて、今何してる?もう帰ってくる?と気にしている様子。

今日、クレヨンとのりとハサミ持っていく日だから、みんなが帰ったらこっそり行ってみる?

入学式の時、一緒にいてくれた保健の先生のお部屋行ってみる?と、提案してみた。

友達いないし!

教室におもちゃないし!

つまんない!

 

でも、のり学校にないと困るから置きに行く!

(え?行く?)

そう思った瞬間、玄関に向かい身支度を始めた。

登校時間以外は、お家の人と一緒に来て下さい。って約束だから、お母さんも一緒に行ってもいい?と聞いてみる。

いいよ、着いてきて。

お熱で休んだ、さくちゃんをおんぶして、携帯と鍵だけ持って追いかけた!

学校から桜がヒラヒラ舞っていた。

これ、落ちない間で取れる?と、話すとにや〜と笑う。(よし!大丈夫!)

下駄箱で尻込みしつつ、思い切って教室の前に。

入学式で一緒にいてくれた、相談員の先生と保健の先生が

来たのー!!!待ってたよー!!!

と褒めてくれた。

そして担任の先生も。

嬉しいよー!会いたかったー!と。

恥ずかしそうにしながら、ランドセルから無言でのりを差し出す。

のりを置きに来ました!と母がアテレコすると、

そっか、そっかー!よく来たね。

とお道具箱を持ってきてくれた。

先生とじゃんけんし、写真を撮り、集団下校の最後尾を歩いて帰ってきた!

11時集団下校で、家を出たのは10時半!

ほんの一瞬でも、自分で気持ちを立て直し、行動した姿に胸いっぱい。

大きなランドセルを背負って、たくさんの緊張と不安。

一生懸命なその姿に、がんばれ!がんばれー!とエールを送る。

1件のコメント

コメントを残す

ABOUT US
岸千尋
https://www.okaasan.net/author/kishichihiro/ 小中高と横須賀で育ち、父の転勤で東京へ。縁あって横須賀に戻ってきました! 小3・年長•1歳、3兄弟の母。MJプロ。 最近家から見える東京湾の海に出入りする船を眺めることに癒されてます。 いつも息子たちを追っかけて、泣いて、笑って、忙しいけれど、あっという間の日々を残して行きたいです!