絵本
「せかいいち大きな女の子のものがたり」
by 冨山房
https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=8171
表紙をご覧あれ!
顔を覗かせ、微笑んでる女の子が主人公。
彼女を見上げる2人がお父さんとお母さん。
彼女の名はアンジェリカ
せかいいち大きな女の子
この少女、大きな力で次々と村のために
せっせと働く頼もしい子。
ある日のこと
せかいいち大きな女の子に匹敵する
せかいいち大きな熊が現れて
食べものを、狙い村を襲う!
「力は弱い者の為に使いなさい」
鬼滅の刃、柱、煉獄杏寿郎の母の言葉を
アンジェリカの行いで思いだした。
大きな力を人の為に使うことが出来れば
悲しみをなくし、
みな平和に暮らすことが、出来るのに
と読んでいて思った。
後半、大きな女の子とでっかい熊の格闘は
ハラハラドキドキするものの、ユーモアも溢れ
笑ってしまう。
作者の、アン・アイザックスは3人の子を持つ
お母さんだそうで、カリフォルニア州サンタクルスの
森の中に住んでいるそうだ。
大自然の中で暮らしているからこそ、このような
力強く、ワクワクする作品が生まれたと思う。
さらに、絵を手掛けた ポール O.ゼリンスキー
この作品の雰囲気を盛り上げる為、
本物の木を削った板に絵を描こうと決めた
そうで、しかし、その板を作るのに、
大変な苦労をしたそうたが、その甲斐あって
素敵な絵本が誕生した。
大きくて、強くて、優しい女の子
アンジェリカの活躍は、元気を貰う。
素敵な本ですね
是非 読んでみたいです