赤レンガ倉庫での「石村嘉成展 いきものたちのワンダーランド」
娘と出かけてきました。
私が知りたいことをスマホが考えて、
オススメしてくれる機能に教えられたのが、石村嘉成さんという人でした。
仕事柄、自閉症について学んだり関わることがあります。
私との生活の場が、この子ども達の尾びれとなって残っていくことを意識する毎日。
だから、オススメの欄もそうなっていたのだろうと思いますが、
これはまさに、私と娘の感性にもオススメしてくれたと100%思えるものでした。
横浜での展覧会が開かれると知り、こんなに早く作品に出会えるのかと思っていたら
もう藤本さんと青柳さんが会いに行って(取材)いてビックリ!今月の新聞を読んでうらやましくてたまらなかったです。
(テレパシーを送れたんだと思います、宇宙人なんで。)
開催2日目で、ご本人も在廊されていることを期待しながら会場へ。
娘は会場に入りすぐ、テレビの特集で見てきた作品を次々に発見しました。
「お母さん!こっち来て!」
「お母さん!これがすごいよ!」
美術館じゃないからこその姿。赤レンガ倉庫という会場に、嘉成さんやお父様もこの姿をイメージしたのかなとうれしくなりました。

「飛び出してきそうだね」
「やさしい目をしてるね」
「目が素敵、生きてるみたい」
「写真を撮るのに夢中になったらもったいないよ、目で見ようよ」
「どうして後ろ(背景)をこの色にしたんだろう」
「トゲトゲしてて、触ったら痛そうだね」
母と子のおしゃべりは止まりません。

嘉成さんの“いきものたちのワンダーランド”は、
赤レンガ倉庫を会場にした移動動物園のようでした。
嘉成さんが楽しく描いたからこそ、見ているお客さんも楽しくなる。
これは嘉成さんの表現が、
芸術の為せる最高峰の業、「世界平和」を生み出しているのだと私は思います。
生きものの表情が、私たちの心を楽しく、また豊かにもして、明日への希望が湧いてくる。
今、赤レンガ倉庫はそんなパワースポットになっています。
藤本さんに案内していただいて、嘉成さんに会えました!
作品に夢中だった娘が、写真を撮ろうと手を引いたら、ムッとした顔になったのを忘れません。(笑)
「大丈夫、大丈夫。戻ってもう一度見られるよ」と言いながら、元気な嘉成さんの声の元へ。
お客さまに囲まれて、「イエーイ!」と写真を撮る嘉成さん。娘は
「人気者になっちゃってる(*^^*)」と言って、
嘉成さんのよろこぶ姿に笑顔がこぼれて
普段は写真で緊張するも、お隣でこんなに笑顔に。

石村嘉成さん。本当にすごい人でした。
またきっと、お会いしたいです。
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