お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

「石村嘉成展」行ってきました

石村嘉成さんのことは以前から知っていて、絵を拝見したいなあと思っていた。4月号の特集を見て、次男とも見たいねえと言っていた。ので、行ってきました、赤レンガ倉庫!ちょうどGWで義実家への帰省中、行けそうだったので!

行くまでにもグズリあり号泣あり喧嘩あり、様々なドラマがあり、着いた頃には子どもたちは疲労困憊。コンディションとしては最悪に近かったはずなのに、一たび展覧会に入ると、あっという間に動物たちの世界へ。

「動物園みたい!」という次男は「パンダどこ!カメどこ!」と順番などお構いなし、奥に行ってはまた手前まで戻り、目に付いた絵に次から次へと突進。かと思えば、「ここのクチバシが、いい」と色々なクチバシに注目して作品を見ていたり。作品によっては「(出てきそうで)怖い」と近寄らなかったりして、絵の世界に入り込んでいて。

あちこち彷徨う弟に対し、「もう!待って!まだ見たいの!」と長男はひとつひとつじっくり、写真を撮ったりしながら見ていた。「ひとつひとつ、目が違うんだよ」「右と左でも、全然違うんだよ」と、動物たちと目を合わせ、会話をするように見つめて。

今にも語りかけてきそうな、生き生きとした動物たちに圧倒され、あっという間の、夢のような時間。子どもたちを追いかけながらだったのでじっくりとは見れず、実は私は全然見足りなかった。優しさに溢れ、かつ生きるエネルギーにあふれたこの空間に、何時間でもいれる気がして、もっともっと見たかったけれど、それはまた次の機会かな。

行ったばかりなのにもう、また行きたくなる、なんだか心が洗われるような展覧会。

よっぽど楽しかったらしく、会場を出てからも、移動中も、義実家に着いても、寝る前も、何度も何度も思い返しては「あれがよかった」「これが好きだった」と話すのをみて、多少無理してでも子どもたちを連れて行って本当によかった、と思う。

ちなみに、私のお気に入りはこの緑のトラ。

あー楽しかった!