世界遺産「白川郷合掌造り集落」は雨にぬれていた
紅葉最盛期と聞いて
思わず2日前に宿を予約してしまった
気温は10度木枯らし交じりの冷たい雨だった
前回訪れた時は晴れていて良かったけれど
今回の雨の白川郷もなかなか
軒先から滴を垂らすかやぶき屋根が
風情満点でどこを切り取っても絵になるので
ついカメラを構えてしまい
先へと進めない
それにしても
秋風が吹く季節になるとどうして
白川郷に行きたくなるのか
かやぶき屋根の下で育ったわけでもないのに
なんだか
ここに祖父母がいて
「よく来たね、おかえり」と言われたら
素直に「ただいま」と返せるような気がする
田んぼとか
木の家とか
水路とか
懐かしい感じのするものが
ギュッと詰まって息づいている
不思議な感じ
世界遺産に登録されるとき
昔の集落の姿を残しながらも
実際の生活の場として使われているところに価値があると
評価されたのだとか
人の暮らしの温かみがあるから
郷愁にかられるのかもしれないと思った
かやぶき屋根は京都の美山にも残っていますが、さすがに規模が違いますね。
原風景を残してもらっている生活者の愛着と努力は大きいですね。
今までは新しいものがいいという風潮で破壊されてきたのを、少しずつ見直しされてきています。
秋の白川郷の景色をありがとうございます。
白川郷、紅葉真っ盛りで本当にキレイでした♪
雪の時に行きたいな、と、思いつつも、毎年寒さに負けています(笑