ばあばが、神戸ルミナリエに行きたいと言っていたのは、もうずいぶん前から。
今年、長男しょうたも小学生になったし、二人で行ったらいいね、と計画をした。
神戸には親戚が居る。
親戚も、遊びに来るのを心待ちにしてくれている。
でも、一緒に行こう、と声をかけるも乗り気じゃない長男しょうた。
ばあばも一人じゃ行きたくない。
今年はやめようかな。
そう言い出していたのだけれど。
次男たいちが、行くと言ってくれた。
初めに声をかけた時は行かないと言っていたけれど。
次第に、気持ちがのってきたらしい。
ばあばと電車でお出掛けするんだ、とウキウキわくわく。
そして、いよいよ当日。
背中にリュックを背負って。
ばあばのキャリーバックをゴロゴロ引いて。
「はじめてふたりでおでかけするね」
「あー、どきどきする」
そう言いながらも、にこにこのたいち。
私が二人を新幹線の駅まで送り、ホームまで見送った。
新幹線がホームに入ってきて、バイバイと手を振る。
窓の向こうのたいちに、思いっきり手を振った。
たいちにとって、とても良い経験になるだろう。
少し寂しいけれど、笑顔で旅立てること、その成長を喜びたい。
二泊三日の旅。
帰ってくる日が楽しみだ。
ばあばとふたり旅。
ばあばもうれしいね。
たいち君にとって、忘れられない旅になるよ。
たいちにとっても、ばあばにとっても良いことだなぁと思います。
ついていきたいところだけど(笑)
信じて見守るのも大事ですね。