娘が帰った後、今度はそろそろ昔の古い資料などの処分をしよう・・・
湿気で変質したりほこりをかぶったりしたもろもろの中に1冊の懐かしいノート発見。独身時代に立派な料理本を10冊ほど持参してどれだけ役に立ったか…答えはNOだ。
それはきらびやかに見える写真に惑わされた若い時分が見えるもの。それに気づいてすぐに実用家庭料理の本を買ってそれを読むのが私は楽しかったことを思い出す。それがきっかけで、新聞の切り貼りをしたり友人から習ったレシピを書き留めたり、PTAの料理講習会でもらったレシピを差し込んだり・・・このノートにもあの頃の私が顔を出して私を笑顔にしたり苦笑いにしたりである。
お菓子作りに興味が出てホールケーキが子どもたちの誕生日ケーキになったこと。いつだったか、娘から「お母さんのケーキよりお店のケーキがいい・・・」と言われてきっぱりやめたことは苦笑い。
クッキーは簡単だからと結構日ごろのおやつにも出していたドロップクッキー。二人の子どもは喜んで、ビックリした思い出は息子が中3の暗い時期の面談に「僕が作ったクッキー・・・」と私に差し出したので、意外な面を感じたことを担任にも知らせたくて少しだけ持参した思い出。(決して賄賂ではありません)高校生になった時も作っていた気がするが娘はない!
そんなことを思い出したので娘に写真を送ってみたら「このノートは捨てないでね。このクッキーを作ってみたいと思っていたから・・・」
この中でサラダ油になっているけど、今は止めた方がいいな。一度これをオリーブ油に変えて作ってみようか。砂糖もキビ砂糖がいいしアレンジにシナモンやら抹茶にしてもおいしいはず。レーズンの代わりにアーモンドやクルミかな・・・
私のシミのついた汚くなった手書き中心のレシピノートは母を感じる大事なもの。
これは貴重ですよ。
数ある料理本とは違う。
オンリーワン。
私もあったのです。
オリジナルのアップルケーキと、カステラ。
でも、そのノート、消えてしまいました。
なくなって、その大切さがわかります。
だって、料理本は、数あるけど、つくろうと思うのは、当時の私だけのレシピーノート。
みっこさんの手書きの字も、なかなかいいね。
本当に実感しています。
手書きの良さを!殴り書きした汚い字でもその時の雰囲気が伝わってくるんです。
これはパソコンでは絶対味わえないオンリーもの。
え?藤本さんもやってたんですか?(笑)失礼しました!