お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

新聞折り込み作業&井戸端おしゃべり会 in 筑前町

今日、2018年明けて、1回目の折り込み作業日でした。

いつものお母さんたちが集まってくれて、あっという間の2時間で、

楽しい楽しい時間でした♪

月1回のこの時間、やっぱり私には必要だな~。

ここに参加してくれているお母さんたちも、嫌々来ている方はきっといない、と思います。

だからこそ、温かく、何の隔たりもなく、居心地のいい場であり、時間なんだなあと思います。

 

 

【みんなの顔を見ると、安心する。

1か月分の「あんなことあった」「こんなことあった」を吐き出したい。

いつ来ても、いつ帰っても、誰が来ても、いい。

何を話しても、何も話さなくても、いい。

無理なく、ふら~っと、気軽に来れる場所。】

 

そんな場所であり、時間にしたいし、実際そうなっていることが、嬉しい。

全て、参加してくれるみんなのおかげです。

場所を無料で提供してくださる、心ゆるりさんhttp://www.sango-care.net/のおかげです。

 

今日も、可愛いこどもたちが、広げたお母さん業界新聞にまっしぐら。

突進してきて、いつものように新聞をくわえたり、おもちゃや何やらを食べながら、

こどもたちはこどもたちで、テキトーに遊んでいます。

最初は人見知りでお母さんから離れられなかった子も、

お母さん以外のお母さんに関わってもらって喜んだり、

異年齢で遊んでいたり、途中からリラックスして、自由に動き始めました。

そのお母さんがこう言いました。

 

「24時間この子と一緒だから、たまには私ひとりになりたいんです。

この折り込み作業の日に、夫が休みだったら、私ひとりで来たいんですけど、

今日は夫は仕事なので、息子を連れてきました。

でも、今日の息子の様子を見ていたら、次回も息子を連れてこようと思いました。」

 

そうなんよねー!!!

「わかる!!ひとりの時間、欲しいよねー!!!」

と、私も大うなずき。

だけど、この折り込み&おしゃべりの時間が、実はこどもにとってもいい時間なんだって、

お母さんが今日感じて、気付いたっていうのがスゴイ!

と同時に、すごく嬉しかったです。

 

そのお母さん、実は・・・お母さん大学に入学されました!!

「先週、本部に電話して、入学しました!!」

との報告に、嬉しすぎて、思わず握手!!

(本当は、ハグしたいぐらい、嬉しかった♡)

 

昨年4月に、私は地域版を創刊し、ひとりで筑前町内に200部弱を配っていた。

お店や子育て支援センター、図書館など、細々と配るものの、

「一体誰が見てくれてるんだろう」と不安になることもしばしばだった。

でも、その地域版を図書館で手に取り、いつも見てくれていたというお母さん。

筑前町で、池田彩さんを招いてのMJ講座を開催したときに、

町の広報に載せたイベント案内を見せて、自ら私に電話してきてくれた彼女。

この小さな町に、私以外のお母さん大学生が誕生したことが、とっても心強いし、嬉しい!!

その後、彼女とやりとりをする仲になり、ある日、こんなメールをくれました。

 

『産後、あまりにも自分に余裕がなく、
活字・文字を読むことが苦痛で仕方なかった時期がありました。

子育て情報誌のひよこクラブや、大好きなマンガ本のジャンプでさえも読むことができずにいました。

そんな時、図書館でお母さん業界新聞を見つけて、
「お母さん」と言う言葉に何故か反応してしまいました。
その間に折り込んであった、美和子さんが書かれたゆりかご版を目にして、

「これを読めば、子育てに役に立つ情報があるかもしれない」
「だけど読むことができない」
みたいな葛藤があって、結局パラパラと流し読みしただけで、頭にも心にも入っていませんでした。

だけど、今は違います。

美和子さんとお会いして、お話することができて
ご自身の大切な時間を使って作った新聞。
その言葉や手書きの文字には、たくさんたくさん心がこめられていて、
今の私の心にしっかりと残ります。

私は息子が乳児の時から、
『早く成長してほしい、大きくなってほしい』とず~っと思ってたんですけど、
今は、ちょっと息子の成長に寂しさを感じる時もあります。

そして、自分が悲しい時に一緒に悲しんでくれたり
気軽に相談できて励ましてくれる存在が身近にいることが、すごくありがたいです。』

 

こんな、嬉しいメールでした。

最初は、読むことができなかった・・・という状況まで正直に書いてくれたのが、嬉しかった。

それが、毎月折り込みに来たり、自分から地域版の原稿を書いて持ってきてくれたりするようになって、

きっと、彼女の中でも色んな変化があったんじゃないかと思います。

これから、ここでどんな発信をしてくれるのか、楽しみに待ちたいと思います♪

 

あ!今日の折り込みの話に戻りますが・・・

いつも来てくれるボーイズ4人を育てるパワフルママさんが、

朝5時半に起きて、チーズケーキを焼いて持ってきてくれました♡

めちゃくちゃ美味しかったー!!!

新聞が折り終わった後半は、お茶を飲みながら、チーズケーキを食べながら、

みんなで色んな話をして、至福の時間でした♪

 

来月は、2月5日(月)10~12時

産前産後サポートステーション心ゆるりちくぜん(筑前町石櫃138)

 

ぜひ、どなたでもいらしてくださいね♪

 

 

2件のコメント

「継続は力なり」が私の座右の銘です。
それには根底に自分の好きがあってこそだということも実感するんです。
「お母さん」という継続する力はお母さんという存在が好きだからこそとね。

自分のお母さんとの関係が存続できなかったから、お母さんに拘るというものは自分の中のお母さん力の開拓。
お母さんが大好きだけどお母さんを越えられないと悩むのもお母さんという存在あってこそ。
お母さんが嫌いだから、反面教師を目指して新生お母さんを目指すのもお母さんという存在の裏返し。

お母さんになったらいずれにせよ、自分の中のお母さんを目覚めさせていくことが大事ですね。

そんなお母さんたちが新聞というのを手にして、何かを感じ取っていく・・・それがお母さん大学ね。

みっこさんの、このコメント。
ずーっと取っておきたい!!(笑)

ここに書かれてあるように、どれだけ自分の中の「お母さん」に苦しんでいる人がいることか、と思います。
私は、「祖母」と「母」という、2人の「母親像」があります。
母に対しては、どちらかというと半面教師的な部分が多く、みっこさんの言葉をお借りすると
私は「新生お母さん」を目指しているのかな。。。

この集まりも、楽しいからやっている。だからこそ、続けられるのだと思います。
コツコツ、こつこつと。
続けていく先に、いろんなものが観えてきたらいいな、と思います。
いつも応援してくださり、ありがとうございます。

コメントを残す

ABOUT US
近藤美和子
岡山県出身。大学は島根。就職は山口。結婚して愛媛へ。 2015年春に、愛媛から福岡に転居し、お母さん大学に出逢いました。 現在、小6と小3のわんぱく息子2人のお母さんをさせてもらっています。3年前から、わたし版【筑前町ゆりかご版】を書いています。 また、音楽療法士として、障がいのある子どもたちと関わる仕事をしています。 「お母さん」であることを、悩みもがきながらも、全身全力で楽しみたいと思っています! 好きなことは、自然・音楽・読書・ひとり旅・食べること・歌うこと・人と交わること・高校野球です♪