1ページ目の記録は直角探しである。日付が書いていないのに気付いたが次のページを見てこれは1990年のある日、娘が3年生の時だと推測できる。
私は子どもたちが小学生になったら学校の勉強はかかわらないことにしよう…とぼんやり考えて、1,2年の担任はクラスをまとめられないでいたことで余計に心の方に関心を向けていたこともあったと思いだす。
3年生になって担任が変わり、今度はきっちりと厳しい目で子どもを見る教師になった。クラスは落ち着いたかのように私の目には見えたのだが、2年間の間にこれもまた子どもの中には大きな緊張を強いられていたのは後でわかったこと。
さてそんなある日の会話で角度の問題がわかっていないということに気づいたのだ。
「直角ってどんな角かな?」と質問した時、娘は「角かくしているもの・・・」といったので唖然としたことを覚えている。そして次には大笑いする私に娘も調子に乗った。
そのあとこのような遊びながらの直角発見につなげていった第1弾。
これ、池田さんが作ったの?
すごい!
はい、その時にどのように自分で感じていたかは思い出せませんが、
今読み返したら、娘の算数の理解の仕方に疑問を感じてそれまでほったらかしていたことを挽回しようと
必死に向き合ったんだなと思います。
娘が2年生になった時、積山さんと知り合って彼女が先生を招いてやっていた算数サークルが楽しくて・・・
先生がおっしゃった言葉、「算数は小学生になったからするのではありません。」これは私も学習心理学という分野を知っていたので「知っています」という感じでしたが、
算数がやり方だけになってしまう学校教育はなぜそうなっていくのか・・・という問題を考えるきっかけを作ってくださったのです。目からうろこが零れ落ちたのを思い出します。
記録にしておくと、言葉から思い出がよみがえりますね。
私も楽しいです♪
みっこさんのこの記事を読みながら、小学校は特に担任の先生に寄って子どもが学校楽しめるか、勉強に挑めるか、左右されてしまうよなぁと自分のことも思い出しながら考えています。
私の最初の先生は、本当に素晴らしい先生に恵まれ、多分クラスのみんなが学校を好きになっていた気がします。
娘が小学校へ上がったとき、もし先生と合わなかったらいろんなサポート方法を知っておきたいとも思いました。