絵本を読んでもらう時、子どもは耳でお話を聞き、目では絵を読んでいます。
字がまだ読めない子どもは特に、絵を本当に細部まで「読んで」います。
そのことを学んでから、ページを急いでめくらず、数秒数えて待っています。
待ちながら自分も絵を眺めてみたり。
最近娘と読み始めたのが「ちょっとだけまいご」(クリス・ホートン/作、木坂涼/訳、BL出版)という絵本です。
初めて私が読み聞かせした翌日から、娘は絵をじっと眺めたり自分で声を出して読んだりするように。
読んでいるのを聞いていると、絵本の文をまるごと覚えるのではなくて、ある程度覚えているストーリーをもとに絵を読みながら自分の言葉でお話を再現していました!
子どもは絵を読んでいること、
娘の理解力・表現力の成長、
そんなことを感じられる絵本の読み聞かせが楽しい毎日です。
※補足です。
自主的に子どもが絵本を読むのは微笑ましい光景なのですが、「絵本=基本的親をはじめ身近な大人が子どもに読んであげるもの」です。
娘はね、お母さんの声を聞いているんですよ。
お母さんの声が、心地いいんですよ。
そうですね♪
子どもが自分で読むのがいいと誤解を招きそうなので、ブログ、補足します。
私も我が子の時にはなかった発見を甥や姪の子どもでしました。
そう耳で聞きながら、それ以上に絵の方を隅々まで見ながらいろんなことを感じているということを。
一緒にそれを味わう楽しさが絵本にはありますね。
こんなところまで見てるんだ!と良く驚かされますね。
絵本はじっくり自分たちのペースで読めるので味わう時間が取れますね。
曽我さん
私、余計なこと言いましたね。
>初めて私が読み聞かせした翌日から、娘は絵をじっと眺めたり自分で声を出して読んだりするように。
このフレーズに、お母さんの声がいいということを思いました。
絵本のことは、私より、何倍も、曽我さんの方が詳しいですね。
いろいろ、教えてください。
全然余計なことじゃなかったのです!
絵本の読み聞かせの本質は藤本さんの書かれた通り、お母さんの声の心地よさ、そこに愛情を感じることだと思います。
コメントいただいたおかげで、誤解を受けそうな内容だと気づきました。
また絵本のこと、書いていきます♪
絵を読む、すごく良く分かります。
息子も私が気付かない発見をいつもするので「ほんとだー!」と言うことがよくあります。
子どもの視点って面白いですよね。
「ちょっとだけまいご」読んだことないので読んでみたいです(*^ー^)
私もよく、ほんとだ!って言ってます!
本当にそんなところ気がつく?という細かい部分まで読んでいるのだなとびっくりしますよね。
「ちょっとだけまいご」、お話は短いですがほんわかしますよー
「絵を読む」という表現、ステキです。
うちの子たちも、絵本を読むとき絵を見ていろいろな想像をしていました。
文にはない、子どもの妄想は驚きや発見がたくさんありました。
別の物語ができたりして・・・
絵本ならではの楽しみかたですよね!
「絵を読む」という表現は、福音館書店の編集者や社長もつとめられ、「ももたろう」(絵/赤羽末吉、福音館書店)の文を担当された松居直さんのお話に出てきました。著書にも良く出てくる表現です。
絵本の読み聞かせをどの家庭でも取り入れるくらい、見直されたらいいなと願っています。
妄想を聞くのも楽しいですよね♪
最近妄想話ができるようになってきたので、くすっと笑っちゃいます。
いい絵本、たくさんありますよね~
また紹介してくださいね♪
生協おすすめで購入しましたが、近くの書店でもイチオシのようでした♪
宇賀さんのおすすめもぜひ!
絵を読む・・
詩的な表現で、心惹かれます。
絵本ではありませんが
美術館でも見るばかりでなく
絵を読んでいる感覚がするときがある
と、ふと思いました。
「絵を読む」とお話された松居直さんは、絵本の文章をご担当されてもいるので詩的な表現になっているのかもしれません。
言葉を本当に大切にされる方です。
「にほんご」(安野 光雅 編 / 大岡 信 編 / 谷川 俊太郎 編 / 松居 直 編、福音館書店)
http://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=387
も言葉にこだわって作られたそうです。