MJ池田彩さんがインタビューしてきた記事が大きく取り上げられた今月号全国版。
白川医師は数十年の間小児科医師として色んな母子を見てこられた中で、時代背景を出しながら母親のココロの変化について言及されているから説得力がある。
「新3歳児神話」のコラムを書いた藤本さんも色んな活動をしてこられたことで感じられたからこその母へのメッセージであった。
同じ時期に私は個人として当時の母たちの揺らぎに疑問を持ち、私はひたすら子育ては親と子が自立を目指すための距離感を大事にしながら、親の在り方に関心を持ち続けて今がある。
時代の変遷は振り子現象を伴うことが起こるということを今実感している。反動というものであるけれど、それは時間の長さによって大きく振り戻しがくるということも。
長い間抑圧されてきた人が声をあげるのだから、それは一種の破壊行為でもある。
男性優位社会が歴史的に一番長い中にあって、先進国の女性たちが順番に声をあげ出しジェンダー旋風が吹き上げたのが私の青春時代だった。先導隊はもちろん当時の海外留学者や学者関係であり、女性問題が母の家事育児問題へと突き進んだ時代。
母であることの無償行為が馬鹿らしく感じる女性たちが出てきたのもあったはず。
時は拝金主義と重なってのこともあった。
そんな時代に子どもたちの色んな問題行動と言われるSOSが出てきたが、それは子どもの問題ではなく大人の問題であるということに気がつく人は救われるのだ。
そんな子どももいつしか大人と言われる存在になり、どれだけの人が子どものSOSを大人の問題と気がつくかが私の関心の的になっている。
みっこさん。
この特集、とっても興味深かったし、お母さんの背中を押してくださるエールのようにも感じて
嬉しかったですし、ますます「やるぞ!」と思わされる勇気をもらった記事でした。
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振り子現象が今出ているならば、私たちが変えていかなければいけませんよね。
今日、久留米で折り込み作業があって、まさに白川先生の本を彩さんから借りて帰り、
今手元にあるので、じっくり読みたいなと思っています。
美和子さん、九州のお母さんチームはお母さんの基地づくりをしていて私は嬉しいのです。
お母さんの基地ができると、子どもはお母さんを心の基地に持つことができて安定しますよ。
子育ては競争するのではなく、学びあいをすることだと実感したら親子が変化します。
新3歳児神話は、国や大人の都合ではなく、あくまでわが子とお母さんから考えたこと。
だから、お母さんならわかる!と言いたいのですが、
それが、簡単にわかる時代だったら、今のような子育て社会にはなっていない。
だから、お母さん大学が、言い切るしかないなと思っています。
藤本さん、私たち世代が伝えきれなかった多くのことがあったからこそ
若い苦しむ親子をそのままにはしておけないという気持ちになります。
お母さんが能動的になるような後押しを私たちはしていくことが大事ですね。