お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

ママの描く絵は正しくない

 

ママが絵を描くと
1年生だった娘が
「ママの絵は正しくない」と言った

花は赤で
空は青で
星は黄色じゃないと
正しい絵じゃないんだって

どこでそんなこと覚えたかなぁ

誰が正しく描かなきゃいけないって言ったのかなぁ

 

だからママは一緒に絵を描く

花は黒
空はキラキラのラメ入り
星はピンクだっていいじゃない

不服顔の娘に
好きな色で塗って良いんだよと教える

何もかもが「正しく」ないと許されない世界で
絵ぐらい好きに描いてもいいじゃない?

4件のコメント

1年生にして絵を描くのに正解があると思わせる集団教育の怖さを感じました。
私の子育て中にすでに正解を求める教育が蔓延していたことを思うにつけ、更に進行していたのかと思うと残念。
それを今は方針を変えるべく役人を中心に躍起になっている気もしますが、現場感覚の声が届かないのは
今も変わらない気がしています。
だから我が子の何を大事に育てていくのかはやはり親のまず感じ取る力です。
感性まで正解だなんてそんな馬鹿なと思わない親が増えることが恐ろしいから。

「正しくない」と言われた時、正直ぎょっとしましたね。
大人でも「正しい」という言葉を使う人には違和感を覚えるのに
6歳の子供の口からそれを聞くなんて。
年齢関係なく正義をかざして相手をいさめようとするときは
みんな同じ表情をするんだなぁと思ったのを覚えています。
そうならないようになるべく適当に育ててきたつもりが
こうもしっかりと集団教育に染まっていたのかとも焦りました。
人生「正しい」じゃ割り切れないんだけどなぁ。。。

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ABOUT US
八木橋 真心
日本文化をこよなく愛する2児の母。 川柳創作3か月で全国紙デビュー。以降、毎月自身の川柳コラム掲載中。 笑いあり涙ありの子育てを川柳を交えながら、ブログ、FaceBook、Instagramで発信中。